グロービスは、グロービス学び放題の利用者の学習データを活用した「社会人の学び直し実態調査」を発表した。

普遍的なビジネス知識の学習ニーズは、コロナ前・コロナ以後で大きな変化はない

 視聴ランキングの推移 総合編(20年1月〜21年4月)

総合調査結果では、「ロジックツリー」や「MECE」といった普遍的なビジネス知識を得られるコースが上位にランクイン。

新型コロナウイルスの感染拡大前後でも、普遍的なビジネス知識に対する学習ニーズに大きな変化は見られないことがわかったとのことだ。

企業のDX需要が高まる中、2021年8月にはテクノベートカテゴリーの新コース「API」が上位ランクイン

視聴ランキングの推移 管理職編(20年1月〜21年4月)

8月に公開された「API」コースが総合編、管理職編ともに上位にランクイン。

企業のDX化が促進され、APIという言葉の認知や需要が高まったことから、上位にランクインしたことが考えられるとしている。

2020年1月、4月には「安全性分析」のコースがランクイン、社会人の学び直し層に企業の財務状況を分析したいというニーズが存在

2020年の1月・4月には、「安全性分析」のコースがランクインした。

社会人で学び直しをする学習者には、所属する企業の財務状況について分析し企業の倒産リスクや将来性を把握したいというニーズが存在することがわかったとのことだ。

企業を取り巻く事業環境が急激に変化する中、今後さらに注目が集まる分野となることが考えられると同社は推測している。

【調査概要】
調査期間:2020年1月1日~2021年4月30日(期間中に複数回実施)
調査対象:グロービス学び放題の個人契約会員
サンプル数(人):
  2020年1月1日~1月31日:4041
  2020年4月1日~4月30日:7006
  2020年8月1日~8月31日:5979
  2021年4月1日~4月30日:5470
調査エリア:全国
調査方法:インターネットによるアンケート