エミレーツ航空貨物部門のエミレーツスカイカーゴは、馬術競技の出場馬247頭を計8回の運航便で羽田国際空港へ輸送すると発表した。

使用される最新かつ効率的なボーイング777-F貨物機は、1回のフライトあたり約100トンの貨物を輸送することができるという。

計8回のフライトに分けて、馬を輸送するために特別に設置される131のストールに加え、飼育員59名と特別用具100トン、馬にとって最も重要な飼料と水20トンを運ぶ。

また、競技大会後の出場馬は羽田国際空港からリエージュに戻るために、往路同様、8回のチャーターフライトで空輸されるとのことだ。

馬術競技の出場馬36頭を乗せた第1便は、すでに羽田国際空港に到着。

同特別チャーター便は、国際的な競走馬輸送のスペシャリストであるピーデン・ブラッドストック社と協力して運航されるとしている。

飛行中、馬は特別に設置されたストールの中で快適に過ごすことができ、飼育員が同乗し、馬に適切な食事と水を与える等の世話をするという。