トヨタ子会社、米Lyftの自動運転部門Level 5を買収 テクノロジーや人材、グローバルな開発拠点を強化
トヨタ自動車の子会社であるウーブン・プラネット・ホールディングス（以下、ウーブン・プラネット）は、2021年4月に発表した米国配車サービスLyft, Inc.（以下、リフト）の自動運転部門であるLevel 5（以下、レベル5）の買収を完了したことを発表した。
モビリティの革新や自動運転、ロボティクス、スマートシティ領域への投資を進めるウーブン・プラネットにとって、初めての買収案件となったとのことだ。
これにより、ウーブン・プラネットは、テクノロジー、人材およびグローバルな開発拠点を強化するとしている。
具体的には、レベル5が有するシリコンバレー、ロンドンにおけるオフィスおよび事業を直ちに継承し、300人以上の優秀なエンジニア、研究者、モビリティの専門家から成るチームを迎え入れるという。
また、リフトのセンシング、コンピューティング、ソフトウェア資産およびレベル5の自動運転システムに関する戦略的能力を獲得するとのことだ。
なお、今回の買収完了は、対米外国投資委員会（CFIUS）による審査完了を受けて公表するものとしている。