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LINEは、2021年上期のインターネット利用環境に関する調査を実施し、結果を発表した。
LINEでは、インターネットのコミュニケーションインフラの一翼を担う会社の責務として、よりよいサービス提供のためにさまざまな調査研究を行っている。
その一環として、2016年4月より半期に一度スマートフォン等でのインターネット利用に関する定点調査を行っており、今回、2021年上期の調査結果を発表。
■日常的なインターネットの利用環境は、引き続き「スマホのみ」での利用が最多を維持。「スマホとPC」の併用は前回調査より減少
「スマホ」でのインターネット利用者は前回調査と同じく全体の94%。対して「PC」での利用者は43%と前回調査(46%)より減少。「スマホとPC」の併用も41%で前回調査(44%)より減少し、「PCのみ」での利用者は変わらず2%となった。
構成比としての最多は「スマホのみ」での利用者で、53%と前回調査(50%)より増加。
スマホ・PCでのインターネット利用なしは、全体の4%と前回調査と変わらない結果となった。
■「スマホのみ」の利用者は、男性で約4割、女性では約7割と過去もっとも高い水準に
2016年4月の調査開始以降、全体で「スマホのみ」の利用が増加傾向を維持。「スマホのみ」の利用者は、男性より女性の割合が高く、女性の67%が「スマホのみ」の利用と回答し、過去もっとも高い水準となった。
女性では、引き続き「スマホ+PC利用なし」の割合が減少傾向となった。
■15~79歳までの年代別の利用者の推移では、年代が上がるほどスマホ利用者の増加傾向が顕著
10代~20代のスマホ利用者は、引き続き95%以上と高水準を推移。2016年4月の調査開始以降、30代以降のスマホ利用者は増加傾向にあるという。
特に年代があがるほど、スマホ利用者の増加率が大きく、60代ではスマホ利用者が72%と過去最多となった。
LINEでは、今後もスマートフォン等でのインターネット利用に関わる調査を定期的に実施してまいります。
【調査概要】(2021年4月調査について記載 ※過去調査もサンプル数・調査期間を除き同様)
調査地区:全国
標本抽出方法:住宅地図データベースから世帯を抽出し、個人を割り当て
調査方法:調査員による個別訪問留置調査
調査対象者:15~79歳の男女 合計1,151サンプル(人口構成比に沿って抽出)
※15~59歳の男女 合計804サンプル(人口構成比に沿って抽出)
調査期間:2021年4月