新型コロナウイルスの影響により、急速に広がったリモートワーク。通勤時間の短縮やそこに伴うストレスの軽減などメリットがある一方で、多くのビジネスパーソンがルーティンとしてきた“仕事様式”の変化を余儀なくされている。自宅で仕事と生活が混在する状況に、いまだ慣れずにいる人も少なくないだろう。
この新しい働き方で鍵になるのは、“集中”と“休息”のスイッチの切り替えだ。そこで、自分なりの働き方のメソッドを確立し、時代の変化に柔軟に対応しながら成果を出している、実業家であり文筆家・北野唯我氏の一日に密着。朝時間や、打ち合わせなどの特に集中力が必要なタイミング、疲れがたまる一日の終わりなどに、どういった意識で“集中”と“休息”のバランスをとっているのか。また、北野氏がスイッチを切り替えるために大切にしている時間や、アイテムとして欠かせないというコーヒーとの付き合い方についてもお聞きした。
職場でコーヒーを仕事の供にしているビジネスパーソンは多いはずだ。リモートワークの浸透で、通勤時よく立ち寄っていたカフェなどに足を運べなくなっている人もいる中、スターバックスはAmazon.co.jp限定販売※で新たな缶コーヒー「STARBUCKS®︎ BLACK COFFEE SHOT」を発売した。今回は、北野氏の一日からひもとく新たな仕事様式のメソッドと共に、家に届くことで常に手に取れるようになったスターバックスのコーヒーの魅力をお伝えする。
自分の中の「経営者」と「実行者」を切り替え、幅広い仕事を整理する
株式会社ワンキャリアの取締役、文筆家、メディアへの出演者と3つの顔を持つ北野氏。幅広い仕事をスムーズに行うにあたり、リモートワークが日常になる前から「切り替え」への意識は常に大切にしていたという。
北野氏:僕は大きく分けて3種類の仕事を時間帯や曜日を区切って進めています。月曜~金曜のいわゆるデイタイムには会社の仕事をメインで行い、平日の朝と土日は文筆業。こういった取材の対応や、メディアに関わる作業を会社の仕事の合間に組み込むようにしています。
一日の中で立場や種類が全く異なる仕事を行うことも多く、そこでの気持ちの切り替えはとても重要です。方法はその時々で変わりますが、スムーズに仕事を進めるための一つの考え方として“経営と実行分離の法則”という著書にも書いた「切り替えの法則」を大切にしています。会社には通常、経営者と、彼らが決めたことを実際に行う従業員(実行者)がいますよね。これは、その両方を自分自身に当てはめながら、時間帯によって役割を分けて考える方法です。
作業としては難しいものではなく、毎日夜に10~15分程度、自分自身の「経営者」となって明日すべきこととそのために必要な時間を書き出し、整理をします。翌日の午前中に書き出したタスクを「実行者」としてひたすら進めていく。昼以降はイレギュラーな打ち合わせなども入るので、午前に集中して行うのがベターですね。
タスクの書き出しは、社会人になってすぐ実施していましたが、夜に「経営者」へと思考を切り替えて整理するスタイルは、この3年くらいで定着しました。執筆活動を兼任するようになり一気に仕事が増えた時、朝時間を最大限生かすために、起きた瞬間にやるべきことが明確になっている状態にしておきたかったのです。一番大切なのは、この切り替えと整理よって“緊急ではないけど重要なタスク”を可視化すること。
リモートワークが始まってから僕自身の生産性は1.5倍くらいにアップしました。移動時間が減ったことも一つですが、頭を使う仕事で最高のパフォーマンスを発揮するには、自分を整えるためのルーティンや、休息の時間を持つことが大切です。それを取り入れることで家でも集中できる環境を維持できている点が、生産性アップにつながっていると思います。
朝時間を最大活用する、「禅」に則したルーティン
では、北野氏は実際にどのようなルーティンや休息を実践しているのだろうか。まずは朝時間の使い方を尋ねた。
北野氏:朝に関しては、僕は明確に毎日のルーティンを決めています。簡単にお話しすると、起床後に全部屋に掃除機をかけ、その後腹筋100回を含むトレーニングをします。それから写経をしてコーヒーを淹れ、今度は5~10分座禅を組む。座禅後にコーヒーを飲み、10時までの1時間から1時間半くらいで一気に執筆活動を進めるんです。
なぜこれほどきっちり決めているかというと、「禅」の考えを生活に取り入れているからです。禅には「戒定慧(かいじょうえ)」という概念があって「戒」は戒律、「定」は集中力、「慧」は知恵というような意味。この概念では「戒⇒定⇒慧」の順番でものごとを進めることが大切で、僕は掃除やトレーニングを「戒」、写経と座禅とコーヒーを「定」、それを踏まえて「慧」を発揮する執筆活動…と当てはめて、一つの流れで実践しています。
動き自体に意味があるというより、毎朝繰り返すことで集中力を高め、よいパフォーマンスを発揮するためのものなんです。このルーティンを始めてから仕事の濃度や生産性は相当変わりました。
ここでのコーヒーは、執筆に向けて気持ちを集中させる上でとても意味のあるものです。特にホットコーヒーは、物理的に体を温める以上に、気持ちを安らかにして落ち着かせてくれます。
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アイスコーヒーを昼の“リフレッシュ&ブースト”に
ワンキャリアでは3つの部門の責任者を兼任し、新規事業の立ち上げにも携わる。リモートワーク中、特に集中力を必要とする瞬間の“ブースト”のかけ方について聞いた。
北野氏:クリエイティブな仕事をするときには特に集中力が必要ですね。具体的には企画書を練るとき、提携企業など外部のエグゼクティブと打ち合わせを行うとき、会社にとって重要な意思決定を行う、いわゆる経営者会議のような場です。
そういった仕事の前には、必ず集中力が高まるような音楽を聴いています。また、昼にはアイスコーヒーを必ず飲むのですが、それがリフレッシュかつ、ブーストになっていますね。ほかにも、これは出社日の話になりますが、当社では各チームで定期的に日帰り合宿のようなことを実施しています。これまではランチも全員一緒に摂り、その後、スターバックスのコーヒーを上長が全員分買って飲むことが多いです。スターバックスのコーヒーというだけでみんなテンションを上げてくれますし、その時間が明らかに全員のリフレッシュにつながっていたと思います。
リモートワークになってからは散歩に出たタイミングでコーヒー買うことが多いですが、通勤中よく入っていたカフェにはなかなか立ち寄れません。日帰り合宿時も大人数で店に行くのは難しいから、まとめ買いした「STARBUCKS®︎ BLACK COFFEE SHOT」を常備しておくという手もありますね。
「STARBUCKS®︎ BLACK COFFEE SHOT」は、すっきりしながら深みがあって、こうした集中力をチャージしたい時や、少し眠気を覚えるお昼に取り入れたい味。わざわざ買いにいかなくても、家に届けてもらえるのは助かります。家の冷蔵庫に常備できたらうれしいですし、ちょっとした差し入れもスターバックスだと想像以上に喜んでもらえますから。
夕方の端末チェンジと休息で、自分の中の力を枯渇させない
一日の疲れが蓄積する夕刻時から終業までの時間。北野氏が良質な仕事を進める上で実践しているのが、“端末を切り替える”というアプローチだ。
北野氏:夕方18時くらいになったら、スマホでできる作業を中心とした仕事に切り替えています。この時間からさらにパソコンに集中しようとしてもあまり生産性が上がらないからです。スマホなら場所を変えても作業ができますし、頭の動きを考えると少しずつライトな仕事にシフトしていく方がいい。加えて、スマホはアプリの立ち上げが素早く、画面が小さいことから集中しやすい面もあります。夜や疲れたときでもスマホのゲームって続けられるじゃないですか。スピードは少し落ちるかもしれませんが、そういったタイミングでの作業に向いている端末なのだと思います。
こうした作業方法の切り替えで一日の終わりまで生産性の高い仕事を続ける北野氏だが、もちろん夜までパソコンでも集中作業をしなくてはならないこともある。その場合には、緩急をつけるための“休息”が必須だという。
北野氏:集中し続けていた方がいい人もいると思いますが、僕の場合は確実に緩急が必要です。クリエイティブなものや新しいものは、ひたすら気を張って突き詰めていくような環境では、絶対に生まれません。ゼロイチから何かを作るのに、休息時間や緩める時間は欠かせない要素だと考えています。
これは有名な話ですが、村上春樹さんや世界の名だたる文豪は、どれほど筆が進んでも進まなくても、一日の内に必ず決めた枚数の原稿だけを書くようにしているそうです。僕自身も、執筆や仕事がとてもはかどる日もあれば、全然できない日もある。でも、そういった“調子”に頼らず、うまく進む日でも決めたところで止めて、「余白」を残した方が生産性を維持できると実感しています。長い目で見るとやりすぎない、自分の中の力を枯渇させないことが重要なのだと思います。
Amazon.co.jpでの購入は、スターバックスを日常に溶け込ませられる新たなスタイル
こうした日常の中でコーヒーを切り替えのアイテムの一つとするとき、Amazon.co.jpで買える「STARBUCKS®︎ BLACK COFFEE SHOT」は場所やシーンを選ばず、日常に取り入れやすいと笑顔を見せる。
北野氏:僕は以前からAmazon.co.jpの定期便を頻繁に利用しています。好きなタイミングで届けてもらえるから、飲料水や自分のルーティンになっている物、日常の中に溶け込む物を買うのに一番便利なんです。
「STARBUCKS®︎ BLACK COFFEE SHOT」もまとめ買いをすれば、冷蔵庫の中に常に冷やされている状態が作れますよね。スターバックスのコーヒーを日常にプラスできるというのは「なぜもっと早くサービスにしなかったの」というくらい、素敵なスタイルだと思います。
先ほど日帰り合宿での話をしましたが、パッケージもかっこいいから出社時のミーティングの場で配っても間違いなく喜ばれると思います。僕は「パッケージ効果」と呼んでいるのですが、同じ物でもパッケージが凝っていると受け取る側の気持ちが全然違いますよね。スターバックスのコーヒーをごちそうするとみんなが喜んでくれるのは、パッケージの要素も大きいと思うんです。そういう意味では、「STARBUCKS®︎ BLACK COFFEE SHOT」も仕事の場にあって邪魔にならないデザインですし、ビジネスパーソンへのプレゼントにも適していますね。
自宅や仕事場など好きな場所に届き、手元に常備して、気軽に楽しめるという新たなスターバックスコーヒーの楽しみ方。ニューノーマル時代の良質なパフォーマンスを発揮するためのスイッチの一つとして、「STARBUCKS®︎ BLACK COFFEE SHOT」を取り入れてみてはどうだろうか。
文・渡部 彩香
写真・西村 克也
撮影スタジオ・U Share南青山
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