一般社団法人教育活動振興協会(以下、教育活動振興協会(SAPA))は、7月1日(木)より、理想科学工業が開発・提供する「スクリレ」のアプリ内にて、新たなポイント広告サービスの利用申込受付を開始した。
それに伴い、10月から広告を出稿できる企業の募集も開始。
スクリレは、学校と保護者間のお便りや、出欠・検温・アンケートなどの連絡をデジタル化するスマホアプリ。
新サービス「スクリレポイント」では、アプリ内にバナー広告が出稿でき、保護者がクリックした数によって発生する広告費の25%がポイントとして学校・PTAに還元される仕組み。
貯まったポイントは、教育や事務などの備品と交換することが可能。
広告主は広告出稿により、財源不足に悩む学校の課題解決に貢献することができるという。
それにより、SDGsの目標4「質の高い教育をみんなに」と、目標8「働きがいも経済成長も」で教員の働き方改革への貢献ができるとしている。
また、教育事業の主な財源である国や地域自治体と民間企業が手を取り、公民共創で地方創生・地域活性を目指すことで目標17「パートナーシップで目標を達成しよう」を実現させていくとのことだ。
「ポイント広告サービス」の特徴
・保護者へ最適な広告配信が可能
スクリレアプリのユーザーは保護者のみ。インターネット広告特有のクッキーなどを用いたターゲティングも不要。またアプリ上の広告は、配信したいエリアや学校の選択も可能。細かなセグメントで訴求対象毎に広告配信が可能。
・個人情報や端末情報を扱わない安心運用
スクリレアプリは利用に際して個人情報や端末情報を扱わず、広告掲載においても同様に運用する為、情報漏洩リスクやセキュリティの面でも安心。
・透明性と視認率の高いメディアで高いクリック率を実現
「学校からのお便りや連絡」をベースにした透明性と視認率の高いメディア。また、保護者にとっては広告閲覧が学校応援につながるというモチベーションがあるため、広告主は高いクリック率が期待できるとのことだ。
今後、スクリレ、そしてスクリレポイントを通じて地域の学校を中心とした公民共創、地域活性を目指していく方針を示している。