新型コロナウイルスの感染が引き続き拡大する中、医療従事者および高齢者のワクチン接種に続いて、企業による従業員向けのワクチン職域接種が各地で進んでいる。
そこで、Uberでは7月16日より、国内各地のタクシー会社と連携し、職域接種を実施する企業・事業所を対象に、従業員がワクチン接種会場からの帰路にタクシーを無料で利用できるプログラムを全国11都市で実施すると発表した。
全国11都市は以下。
青森市、仙台市、福島県郡山市、東京都内18区(千代田区、中央区、港区、新宿区、文京区、台東区、墨田区、江東区、品川区、目黒区、世田谷区、渋谷区、豊島区、荒川区、中野区、江戸川区、葛飾区、足立区の一部地域)、名古屋市、大阪市、京都市、広島市、広島県福山市、高知市、福岡市
7月16日から9月30日までのプログラム期間中、Uber Taxiのサービスを提供している11都市において、ワクチン接種会場からの乗車について、各回最大2,000円無料で利用できるプロモーションコードを、応募企業毎に提供。
このプロモーションコードは、対象者一人あたり最大2回まで利用可能。
合計で最大2万回分の乗車用プロモーションコードを配布する同プログラムは、企業・事業所単位での応募となり、担当者から特設ページにて応募できるとのことだ。
新型コロナウイルス用のワクチン接種においては、特に二回目の接種後に軽い副反応の症状が出やすいと言われている。
接種後は、会場での経過観察の時間を活用し、Uberのアプリを起動して、建物前までタクシーを配車することで、安心して接種会場から帰社・帰宅できるとのことだ。
同取り組みを通して、企業で働かれる従業員に安心してワクチン接種を受けてもらい、社会全体での感染拡大抑制の一助となれば、とUberでは考えているという。
この未曾有の危機の中、Uberは引き続きコミュニティの支援に取り組んでいくとのことだ。