CCCマーケティングとTポイント・ジャパンは、これからの未来を担う中高生から20代の若者世代と政治・社会をつなぐソーシャルプロジェクト「学校総選挙プロジェクト」を取り組んでいる。

今回、「学校総選挙プロジェクト」では、2021年6月25日(金)~7月11日(日)までの間、オンライン投票によって「期待する政党」について募ったところ、全国の10~29歳から4,523票の投票を得たという。

その結果を公表した。

日本の若者が今、期待する政党は?

「日本の若者が今、期待する政党は?」と尋ねたところ、5割を超える若者が「自由民主党」(50.8%)に投票した。

その理由として「引き続きコロナ感染防止に全力を尽くしてほしい。途中で政権が変わるとややこしくなりそう。」「コロナという未曽有の事態でも上手く国を回している。非難もあるが、なんだかんだ上手くいっているのでは。」「他の党よりマシなだけで期待値は低い」などが挙がった。

次いで「立憲民主党」(9.2%)に投票した若者が多かった。

その理由として「最大野党だから。また最近はよく対案を出している」「選択的夫婦別姓や同性パートナーへの権利等に対する考え方に賛同できる。未来のために政治をしていると感じる」などを挙げている。

続いて「日本維新の会」(7.5%)、「国民民主党」(7.1%)、「公明党」(5.3%)、「れいわ新選組」(4.5%)、「日本共産党」(3.6%)、「古い政党から国民を守る党」(2.3%)、「社会民主党」(1.0%)となり、「その他の政党」は 8.7%との結果となった。

また、菅内閣が発足した直後の2020年10月に行った「「政党」「首相」に関する投票」と結果を比較すると、「自由民主党」は64.4%から13.6ポイント減少の50.8%。

「立憲民主党」は6.8%から2.4ポイント増加の9.2%、「日本維新の会」は5.9%から1.6ポイント増加の7.5%。

「国民民主党」は4.8%から2.3ポイント増加の7.1%となった。

また、 “期待できる政党がない”という理由で「その他の政党」を選んだ若者も多く、3.6%から5.1ポイント増加の8.7%まで伸長し、前回の2倍以上の得票率となった。

昨年よりも若者世代の政治への期待感が低下した様子がうかがえると同社は述べている。

<調査概要>
投票受付期間:2021年6月25日(金)~7月11日(日)
投票方法:オンラインによる投票
投票地域:日本全国
投票対象:10~29歳
投票数:4,523票
参照元:CCCマーケティング