四国ツーリズム創造機構とNTT ドコモ（以下、ドコモ）は、観光地の類似度をAIで判定する 「『ジェネリック観光地』判定技術」を活用した日本初の実証実験として、「四国で出会える世界の有名スポットコンテスト」を2021年8月2日から開催することを発表した。
「『ジェネリック観光地』判定技術」は、ドコモのAI技術を活用し、海外の世界遺産や絶景などの有名スポットに似た日本の各地のスポット画像がどれだけ似ているか（類似度）を算出する技術で、類似度の高いスポットを新たな観光スポット、「ジェネリック観光地」として提示するという。
日本の各地には、「日本のウユニ塩湖」（香川県の父母ヶ浜など） など、海外の有名スポットに似ていることが話題となり、新たな観光スポットとなった例が多数存在している。
同コンテストでは、四国ツーリズム創造機構が海外の有名スポットに似た四国のスポット画像を募集。応募画像について、「『ジェネリック観光地』判定技術」を利用して類似度を数値化。その数値の高かった上位作品を表彰し、全国へ発信するとのことだ。
同コンテストは、コロナ禍で遠出を控える人が多いなか、世界の有名スポットに類似した「日本の〇〇」を発掘し、四国の新たな魅力を増やすことを目的としているという。
また、四国ツーリズム創造機構とドコモは、AI技術を活用してニューノーマルに求められる新たな観光スタイルを提案するとともに、データ分析、AI技術を活用した観光事業での新たな価値創出を推進していくとのことだ。
【フォトコンテスト 概要】
作品の募集期間：2021年8月2日～2021年12月31日
参加資格：誰でも参加可能
応募方法：四国ツーリズム創造機構公式サイト内の「四国で出会える世界の有名スポットコンテスト」サイトへのリンクから応募