ジモティーは、ブックオフコーポレーション(以下、ブックオフ)と提携し、余剰在庫をジモティーに出品し、地域内でリユースすることで収益に変える実証事業を開始すると発表した。

実証事業では横浜市瀬谷区にあるブックオフの東名横浜ロジスティクスセンターにてジモティーへの出品をサポートするという。

ジモティー、ブックオフと提携 余剰在庫をジモティーに出品でリユースを促進

今回の取り組みは、リサイクルショップや不用品回収業者が倉庫内の在庫を、同社のサポートのもと、手間やコストを極力かけずに、ジモティーにて大量に販売するもの。

元来、リサイクルショップや不用品回収業者においては、大量に不要品を買取・回収する過程で、余剰在庫となる商品が多く発生しており、これらの商品は、倉庫のスペースを圧迫することが課題となっていたとのことだ。

今回の取組みでは、倉庫内の在庫をジモティーに出品し、必要としている人に販売することで、収益化させるだけでなく、地域内でのリユースを促進することが可能になるという。

ブックオフが保有している倉庫の在庫を、ジモティーにて出品し、出品された商品は、ジモティーでのネット決済後、ブックオフが指定する拠点で受け渡しを行うとしている。

ジモティーは、スタッフを派遣して、出品フローの構築や出品作業を担う。

余剰在庫の販売を支援する実証事業の第三弾として同社と提携を行うブックオフは、全国に約800店舗を展開するリユースのリーディングカンパニー。

全国から買い取ったリユース品を集める中で、倉庫内に多くの在庫を抱えていたとのことだ。

今回の提携では、地域内のリユースを加速することで在庫の収益化を実現したいブックオフのニーズと、同社の理念が一致し実現に至ったとしている。