コロナ禍で8割が「転職意向有り」実際に転職したのは1割 MyRefer調べ

syukatsu

MyReferは、会社員男女1,000名を対象に「コロナ禍の転職意向調査」を実施し、結果を公表した。

コロナ禍で8割が転職を考えているものの、転職をしたのは1割

コロナ禍に「転職を考えたことがある」(67%)、「転職をした」(10%)と、8割の人が転職を考えたものの、実際に転職をしたのは1割だという。

コロナ禍の転職意欲の高まりが見えるものの、実際に転職をするにはハードルがあることが分かったとしている。

転職を考えた理由は「将来性への不安」、「働き方を変えたい」、「キャリアを見つめ直した」

コロナ禍に転職を考えた三大理由は、「会社や事業の将来性に不安を感じたから」(53.6%)、「働き方を変えたいから」(42.4%)、「自分のキャリアを見つめ直したから」(36.4%)。

コロナで将来への見通しがつきにくい中、テレワークの普及や内省の時間が増えたことから、8割の人が転職を考えていることが分かったとしている。

実際に転職するうえでハードルになったのは「転職活動の手間」や、「最終的な決め手の欠如」、「働き方をイメージできない」

転職を考えたけれど最終的に転職をしなかった7割の人の三大理由は、「転職活動をする時間と手間がかかる」(39.9%)、「最終的な転職の決め手に欠けた」(32.2%)と「入社後の働き方や仕事へのイメージがつかない」(21.1%)。

実際の転職活動には腰が重く、転職するための決め手やイメージなどリアルな情報が足りていないこともハードルとなっていると同社は述べている。

転職活動をした人の20%がリファラル採用で転職。エージェントよりも高い結果に

コロナ禍に転職先を決めた方法は、「採用求人サイトから応募」(26.5%)、「ハローワーク」(26.5%)、「知人・友人の紹介」(20.4%)、「エージェントの利用」(16.3%)。

コロナ禍で転職活動をするハードルの高さから、知人・友人の紹介(リファラル採用)がエージェントを上回る結果となった。

リファラル採用で転職をした理由として、以下が挙げられた。

・オンライン選考が多い中で働き方や社風のリアルな情報を聞きたかったから(30代、男性、公務員・団体職員)
・転職活動を効率的に行えるから(40代、男性、エンジニア系(IT・Web・ゲーム・通信))
・職歴書や面接だけでなく人柄や友人との関係性を見てもらえるから(30代、男性、営業系)

<調査概要>
・調査期間:2021年5月26日~31日
・調査対象:従業員数30名~1000名以上の会社の従業員
・有効回答数:1,000名
・調査方法:インターネット調査
・調査主体:株式会社MyRefer

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