Yahoo!カーナビ、東京2020大会の影響で進入禁止になるエリアなどを回避する機能を7月中旬に提供開始

東京2020オリンピック・パラリンピックオフィシャルサポーター(インターネットにおける情報およびナビゲーションサービス)であるヤフー(以下、Yahoo! JAPAN)が提供するカーナビアプリ「Yahoo!カーナビ」(Android版、iOS版)は、「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会」(以下、東京2020大会)における「関係者輸送ルート」を回避したルートを提案したり、「進入禁止エリア」「通行規制エリア」などを地図上で確認できたりする機能を7月中旬に提供開始すると発表した。

Yahoo!カーナビ、東京2020大会の影響で進入禁止になるエリアなどを回避する機能を7月中旬に提供開始

東京2020組織委員会は、東京2020大会に出場する選手などの関係者を、安全、円滑かつ効率的に輸送するための「関係者輸送ルート」を設定。

また、競技会場周辺の一般道路における混雑を防ぐため、一般車両の通行を禁止する「進入禁止エリア」や、規制標識を設置し通過交通を制限する「通行規制エリア」、案内看板などにより会場近くを通り抜けしようとする車両に迂回を促す「迂回エリア」なども設定しているため、一般車両は普段利用している道路の一部の使用が制限される予定であるとのことだ。

「Yahoo!カーナビ」では今回、これらの最新の道路状況に対応することで、ユーザーは画面に表示される「回避ルートを利用」をタップするだけで、自動的に「関係者輸送ルート」を回避するルートを移動できたり、「進入禁止エリア」「通行規制エリア」「迂回エリア」を地図上で確認して回避できたりするようになるという。

これにより、ユーザーは、「いつもは通れるのに、今日は通行止めで予定よりも移動に時間がかかってしまった」などの運転上のストレスを感じることなく、目的地へのスムーズな移動ができるとのことだ。

「Yahoo!カーナビ」は、東京2020大会終了後も、外部企業・団体の情報を活用し特定のエリアやルートを回避するナビゲーション技術を、今後発生しうる災害時など社会課題の解決に向けて活用していく予定であるという。

なお、「Yahoo!カーナビ」は、これまでもリアルタイムな交通規制情報をもとに、渋滞の少ないルートを提案したり、地図上で渋滞状況を確認できたりする機能を提供。

また、大型商業施設や行楽施設周辺において、人の混雑状況を確認できる「混雑予報」機能も提供しており、人や車の混雑回避をサポートする取り組みを行っているとのことだ。

■関係者輸送ルートを回避するナビゲーション機能の利用方法

・ルート検索結果画面右下に「回避ルートON」と表示されたら、自動的に関係者輸送ルートの回避ルートが提案。

回避ルートを利用しているかどうかは、画面右下に表示されている。変更する場合はボタンをタップすることで選択できるとのことだ。

関係者輸送ルートを回避するナビゲーション機能の利用方法

■「進入禁止エリア」「通行規制エリア」「迂回エリア」の確認方法

対象エリアが地図上に色分けし、わかりやすく表示される。

「進入禁止エリア」「通行規制エリア」「迂回エリア」の確認方法
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