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NAKAGAMIは、「良肌研究室」をはじめとする化粧品事業を展開している。
今回、全国20代〜60代(計408人)の女性を対象に、「スキンタイプに関する意識調査」を実施。
その結果、20代ではおよそ二人に一人が敏感肌だと感じているのに対し、年代が上がるにつれて意識の違いに大きな差が生じていることが分かったとしている。以下が結果の詳細となる。
■サマリー
- 普段使っているスキンケア製品(基礎化粧品)を使い始めた理由は、「コスパが良いから」36.3%「手入れが簡単そうだから」35.0%「口コミ評価が高いから」22.5%となり、年代別によっても購入時の理由は、特に大きな片寄りは見られなかった。
- 世代問わず女性全体の36.3%が「自分が敏感肌だと感じている」ということが分かり、年代別で見ると20〜29歳までの女性「59.8%」が感じていると回答しており、二人に一人以上の割合いで、自分が敏感肌だと認識していることが分かった。
「ゆらぎ肌」についても、全体で37.3%の人が感じており、その中でも「20代」44.1%「30代」35.3%「40代」34.3%「50.60代」35.3%と、年齢を重ねるにつれ「ゆらぎ」を感じ難くなる結果となった。
Q1.普段使っているスキンケア製品(基礎化粧品)を使い始めた理由は?(複数回答)(N=408)
「コスパが良いから」36.3%・「手入れが簡単そうだから」35.0% 「口コミ評価が高いから」22.5%となり、手軽でコスパの良いスキンケア商品が選ばれる理由の上位を占めていることが分かった。
年代別では、「20〜29歳」39.2%「30〜39歳」40.2%「40〜49歳」38.2%と、「コスパの良さ」が選ぶ理由の上位となり、50代以上の人は「コスパの良さ」以外にも選ぶ理由として「無添加・低刺激」「好きなブランドだから」といった理由なども加わり、選ぶ理由が分散している結果となった。
Q2.自身の肌質を「敏感肌」だと思うか。(回答は1つだけ)(N=408)
「敏感肌だと思う」36.3%、「敏感肌だと思わない」47.1%、「わからない」16.7%と、全体の約4割の人は、自分の肌質を敏感肌だと回答。
年代別に見ると、「20〜29歳」59.8%「30〜39歳」27.5%「40〜49歳」30.4%と、20代女性では半数以上が自分は敏感肌だと感じているのに対し、30代以上になってくると、「敏感肌だとは思わない」という人が比較的多くなる事が分かった。
Q3.いつもの肌と異なる「ゆらぎ肌」を感じられることはありますか?(回答は1つだけ)(N=408)
全体では「思う」と答えた人が37.3%「思わない」と答えた人が28.4%「わからない」と答えた人が34.3%という結果となった。
敏感肌に対する認識と同じく、年代別では「20代」44.1%「30代」35.3%「40代」34.3%「50代」35.3%となり、20代女性のおよそ二人に一人が「ゆらぎ肌」を感じているのに対して、「30代」では40.2%「40代」では35.3%の人が「分からない」と回答。
年代が上がるにつれて「ゆらぎ肌」という言葉や肌トラブルに対する認知が低い可能性があるという事実が確認できたとしている。
■調査結果に基づいた考察
同社で展開する『良肌研究室』は、敏感肌・ゆらぎ肌に着目した化粧品をはじめとする製品開発を行っている。
今回の調査では、20代女性のおよそ二人に一人が、「敏感肌」「ゆらぎ肌」だと感じているのに対し、30代以上の女性の多くは「あまり感じていない」という結果となり、世代間の認識の相違を確認することができた。
しかし、季節の変わり目やホルモンバランスの乱れによって起こりうる「肌のゆらぎ」については、本来は年齢を問わず起こりうる肌トラブルの一つであると同社は考えているという。
これは「ゆらぎ肌」という言葉の浸透が追いついていないという仮説付けできる一方で、年齢を重ねるにつれてライフスタイルも変化し、季節や毎日のコンディションに合わせた自分なりのスキンケアが確立されていくことによって、肌質も改善し肌トラブルを感じにくくなっているのかもしれないとのことだ。
良肌研究室もまた、敏感肌やゆらぎ肌で悩んでいる人が安心して使える製品を届け、ひとりでも多くの人を『前向き肌』に変えて行けるよう努めていくとしている。
【調査概要】
表題 :スキンタイプに関する意識調査
調査対象 :20代〜60代 女性
調査方法 :インターネット調査
調査日時 :2021年6月8日〜2021年6月9
調査人数 :408名
調査エリア:全国