集英社が運営する1,700万ダウンロードを超える漫画誌アプリ「少年ジャンプ+」と世界最大級の動画配信サービスNetflixを展開するNetflixは、次世代のスター漫画家を発掘することを目的とした新漫画賞「MILLION TAG」(ミリオンタッグ)の優勝者作品をNetflixアニメとして制作し、全世界へ独占配信することを発表した。

同取り組みは、日本発の新たな才能の発掘と全世界への披露を両社共通の目的とするものであるとのことだ。

新漫画賞「MILLION TAG」は、集英社が次世代のスター漫画家を発掘するべく開催している新漫画賞。選抜された6名の漫画家と編集者がタッグを組んで課題に挑み、優勝を目指すという。

優勝者には「賞金500万円」と、「少年ジャンプ+での連載確約」「コミックス発売」「アニメ制作」と豪華な報酬を確約。今回の発表で、「制作されるアニメが全世界に向けて配信する」ことが報酬に加わり、さらにスケールアップした漫画賞となったとしている。

なお、7月2日18時より、同漫画賞の最終選考で、6組の漫画家と編集者のタッグが競い、優勝を目指す姿を追った漫画家発掘バトルオーディション番組「MILLION TAG」をYouTubeチャンネル「ジャンプチャンネル」にて配信開始(全8回・毎週金曜日配信)。

新人漫画家が編集者と課題に挑むことで、才能が磨かれていく経過とともに、熾烈な優勝争いを視聴者が応援できるとのことだ。

■漫画家発掘バトルオーディション番組「MILLION TAG」とは

漫画家発掘バトルオーディション番組「MILLION TAG」は、集英社が次世代のスター漫画家を発掘するべく開催している新漫画賞「MILLION TAG」の最終選考で、6組の新人漫画家と編集者のタッグが4つの課題で競い優勝を目指す姿を追ったオリジナルYouTube番組。

7月2日に配信される第1話は、新人漫画家とタッグを組む編集者の組み合わせ発表からスタート。

1つ目の課題の発表を経て繰り広げられる、漫画家と編集者のリアルなやり取りから、課題に挑み漫画を作り上げていく裏側を配信するという。

■優勝者副賞としてNetflixによるアニメ制作・全世界配信が決定

漫画家発掘バトルオーディション番組「MILLION TAG」の優勝者副賞として、世界中で数々のヒット作を生み出すNetflixによる優勝作品のアニメ制作が決定。

制作されたアニメ作品は、Netflixにて全世界へ独占配信されるという。期待の新人漫画家によって生み出された作品を原作とするアニメを、全世界の人々に楽しむことができる。

また、最終課題のゲスト審査員にはNetflixアニメプロデューサー・小原康平氏が加わるという。世界中に向けて配信される作品を手がける同氏ならではの視点で下される評価に注目であるとのことだ。

■漫画家発掘バトルオーディション番組「MILLION TAG」番組概要

タイトル:漫画家発掘バトルオーディション番組「MILLION TAG」
配信先:YouTubeチャンネル 「ジャンプチャンネル」
配信日:2021年7月2日~8月20日 毎週金曜日18時配信 全8回
スタジオMC:お笑い芸人・四千頭身/声優・佐倉綾音
審査員:「少年ジャンプ+」編集長・細野修平/「少年ジャンプ+」副編集長・籾山悠太ゲスト審査員:第1課題 動画クリエイター・はじめしゃちょー、最終課題 漫画家・藤本タツキ先生(『チェンソーマン』)/漫画家・賀来ゆうじ先生(『地獄楽』)/Netflixアニメプロデューサー・小原康平 ※第2課題、第3課題のゲスト審査員は番組配信に合わせて発表予定

■連載候補者とタッグを組む担当編集者