スマートニュース、職域接種を開始 「渋谷区の一般住民」も対象 5,000名規模で実施へ

スマートニュースは7月2日、新型コロナワクチンの職域接種を開始すると発表した。

従業員や取引先企業など関係者だけでなく、渋谷区民や渋谷区就業者などの接種を同時に受け入れ、5,000名規模で職域接種を実施するとのことだ。

対象者は同社関係者と地域の人々。同社関係者は、従業員と取引先企業と、それぞれの家族。

多様な家族の形態に配慮し、同居以外の家族・パートナーも対象にするという。

地域の人々は、渋谷区内に在住の人や就業中の人、在学中の人など広く受け入れるとしている。

同社では、コロナ禍において従業員及び同社関係者の健康維持、そして地域社会への貢献を考え、職域接種の実施を決定。

特に地域の人々に対しては、「炊き出しの精神」でワクチン接種を希望する人を受け入れ、職域接種を通じて新型コロナウイルス感染症の新たな発生を防ぎ、コロナ禍の収束に向けた一助になりたいと述べている。

地域の人で接種を希望する場合は、事前に予約サイトから予約の上、予約日時に接種券、記入済み予診票、本人確認書類を持参し、接種会場である同社渋谷オフィスへ来ることで、接種可能とのことだ。

接種するワクチンは、政府より配布されるモデルナ社製ワクチン。

接種は、医療法人社団 政松会 西麻布インターナショナルクリニックの協力のもと実施。

同社の職域接種の趣旨に賛同し、7月1日、渋谷区と「新型コロナウイルスワクチン接種に関する連携協定」を締結したという。

今回の連携協定について、長谷部健・渋谷区長は「渋谷区には、仕事・飲食・ショッピング等で、昼間人口と呼ばれる渋谷区民でない方々も、多く滞在されています。今回、スマートニュース社が始めた、渋谷区内の方々を広く受け入れて接種いただく方式は、昼間人口の多い渋谷区の個性をとらえていただいた取り組みであり、区としても大変感謝しております。一日でも早いコロナ禍が収束のために、引き続き、渋谷区の企業の皆様、区民の皆様、来街者の皆様に、ご協力をお願いいたします」とコメントしている。

【1回目の接種】
7月2日(金)18:00~22:00
7月3日(土)9:00~19:00
7月9日(金)18:00~22:00
7月10日(土)9:00~19:00
7月16日(金)18:00~22:00
7月17日(土)9:00~19:00

【2回目の接種】※同社で1回目の接種をした人のみ対象。
7月30日(金)18:00~22:00
7月31日(土)9:00~19:00
8月6日(金)18:00~22:00
8月7日(土)9:00~19:00
8月13日(金)18:00~22:00
8月14日(土)9:00~19:00

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