neuetは東武鉄道と連携し、東武グループが所有、管理する土地へneuetが運営するシェアサイクルサービス「Charichari(チャリチャリ)」の駐輪ポート設置を進めているという。
7月1日には、東武スカイツリーライン曳舟駅周辺に2箇所の駐輪ポートを設置し、合わせてサービスエリアを拡大。今後さらに、東京エリアのまちの利便性向上、まちの回遊性向上をめざし、同社がミッションに掲げる「まちの移動のつぎの習慣」をつくっていくとのことだ。
■連携の背景
押上エリア〜曳舟エリアは、ランドマークである東京スカイツリー®を起点に昔ながらの下町の雰囲気が残り、単身者やファミリー層など幅広い年齢層が住むエリア。押上駅周辺、曳舟駅周辺には商業施設も多く、押上駅には複数路線が乗り入れており、観光やお出かけスポットとしても多くの人が行き来するエリアであるという。
既存公共交通機関がエリア内縦横の移動導線をカバーしている一方で、両国〜押上間といった斜めの移動導線においては、路線バスはあるものの、「既存公共交通機関のみでは乗り換えが発生する」「徒歩だと少し遠く感じる」といった課題が発生していたという。
今回の協業と合わせて、曳舟エリアへのサービスエリア拡大を行い、押上エリアを起点とした曳舟、浅草、錦糸町、両国方面への交通課題の解消、回遊性向上を期待。
また、このエリアには駅周辺商業施設以外にも魅力的なスポットが多く点在しておりチャリチャリを活用することで、押上駅や曳舟駅を起点としたまちの回遊性向上、地域活性化につながることを期待しているとのことだ。
今後、さらなるエリア内の駐輪ポート数を拡大することで、利便性向上を図るほか、より楽しい移動体験に繋がる取り組みも、サービス改善とともに検討していくとしている。
■ポート設置箇所
東武グループが所有・管理する土地におけるポート設置箇所:5箇所(2021年7月1日設置予定を含む)
– 東武ホテルレバレント東京
– 東京都墨田区錦糸1丁目2-2
– 設置台数:2ドック
– スカイツリー見学広場
– 東京都墨田区押上一丁目123番2
– 設置台数:8ドック
– 東武ストア 業平店
– 東京都墨田区業平5丁目5-9
– 設置台数:3ドック
– 東武スカイツリーライン 曳舟駅 東口側高架下(7月1日設置予定)
– 東京都墨田区押上二丁目34番16
– 設置台数:9ドック
– 東武スカイツリーライン 曳舟駅西口側 TOBUPARK(7月1日設置予定)
– 東京都墨田区押上二丁目88番2
– 設置台数:4ドック