LINE Payは、昨年発表した、東京ガスのLINE公式アカウントを介して「myTOKYOGAS」と連携することで、月々のガス・電気料金等のメッセージ通知と「LINE Pay」での支払いが可能になるサービスを、2021年6月24日より開始すると発表した。

LINE Pay、LINEで東京ガスのガス・電気料金等の支払い開始

昨年から続く新型コロナウイルス感染症拡大の影響は実に様々な領域に及んでおり、企業のDX推進やリモートワーク化による業務効率向上の重要度は増し、生活者の“非接触”サービスの利用拡大や環境問題・社会課題への関心度も拡大している。

その中でペーパーレスは、企業にとっても生活者にとっても関心度の高いキーワードとなってきているという。

今回提供を開始する同サービスは、紙の払込書で東京ガスのガス・電気料金等を支払いしているユーザー向けのサービス。

東京ガスのLINE公式アカウントを介して「myTOKYOGAS」と連携し、「LINE Pay」での支払いの利用登録をすることで、東京ガスで対象のガス契約を持っているユーザーは、スマートフォンと「LINE」さえあれば、いつでもどこでもガス・電気料金等の確認や支払いが可能になる。

銀行口座振替やクレジットカードからの引き落としでなく、紙の払込書での支払いを選択される主な理由として、”支払い手続きの煩わしさ”、”月々の利用料金をしっかり把握したいという家計管理意識の高さ”、”自動的に引き落とされることへの漠然とした不安”などが挙げられるが、同サービスは、「LINE」から簡単に利用登録でき、請求金額をメッセージで確認した上で支払うことが可能。

また、事前にチャージした残高の範囲内で支払うプリペイド式も選択できるとのことだ。

紙の払込書同等の利点に加え、「LINE Pay」内の家計簿機能である「利用レポート」に自動的に支払った金額が記録されるため管理がしやすく、支払い期限が近づくと再度通知メッセージが届き、支払い忘れ防止も期待できるなど、「LINE」ならではの利便性も特長であるとしている。

【利用方法イメージ】

LINE Payは、モバイルペイメントプラットフォームとして、お金の流通で生じる時間や手間、手数料など様々な摩擦をゼロにし、人とお金・サービスの距離を近づけていくとしている。

キャッシュレス・ウォレットレス社会において、モバイルペイメントの世界をリードする存在になることをめざすとのことだ。