鶴は、中小企業向けの自律・自走型組織づくりAIサービス「BUSINESS DRIVE 組織」のβ版を、2021年6月23日より提供開始すると発表した。

BUSINESS DRIVE 組織

また、β版リリースを記念し、先着10社限定70%offキャンペーンを実施するとのことだ。

現在、中小企業基本法で定義付けされる中小企業は、日本企業全体の99.7%を占めている。これら中小企業は、成長フェーズにおいて社員数の増加や機能分化、業務分掌を行う過程で、社員が会社と同じ方向を向けず組織成長が鈍化するケースは珍しくないという。

特にコロナ禍で導入されたテレワークなどの新しい働き方によって、組織の一体感が薄れていると悩む企業が増えているとのことだ。

BUSINESS DRIVEは、こういった成長フェーズで悩みを抱える中小企業の課題解決を行うため、社員アンケートを通して組織の課題を見える化し、その課題に応じた最適な解決策をAIが提案・実行支援するシステム。

従来の組織サーベイ、タレントマネジメントとは違い、見える化された組織課題に対してAIが最適な解決策とその具体的なやり方を5ステップで提供するシステムは日本初となる。

BUSINESS DRIVEの提供によって、自律・自走・変化するための‟人が育つ環境”の基盤作りと、日本の中小企業が自社らしい商品・サービスを開発できる強い組織づくりを支援し、社会がより良くなるための貢献を目指すとしている。

BUSINESS DRIVEとは

BUSINESS DRIVEの特長は以下。

①組織づくりの「守破離」を一気通貫して支援するシステム

組織づくりの「守破離」を「制度・仕組み」「マネジメント」「組織風土」の3つに切り分け、独自の社内診断ツールを用いてそれぞれの課題を見える化。

見える化された課題をAIシステムが分析し、「制度・仕組み」「マネジメント」「組織風土」における打ち手を提案。従来の組織診断のように打ち手の提案だけに留まらず、その組織に必要な解決策の実行支援まで行うので、一気通貫した戦略的な打ち手の実施が可能であるという。

長期的に組織課題をシステムで分析・改善策を実施し続けることで、改善サイクルが回り続け「強い組織」が作られていくとのことだ。BUSINESS DRIVEは組織の成長にコミットし、「強い組織」が完成するまで支援。

今回は、「制度・仕組み」の組織のみをリリース。「マネジメント」「組織風土」は順次リリースするとしている。

組織づくりの「守破離」を一気通貫して支援するシステム

②日本初のAIシステム(特許申請中)で“今”必要な打ち手を提案

BUSINESS DRIVEで提供するAIシステムは、同社が独自開発した日本初の「組織づくりシステム」。社内診断で見える化された3つの課題を分析し、「今打つべき解決策トップ10」として提案するという。

解決策を実践した後、そのフィードバックを入力することでAIシステムは更に進化。長期間使い続けることで常に新しい解決策が提示され、組織作りに役立てることができるとのことだ。

日本初のAIシステム(特許申請中)で“今”必要な打ち手を提案

③当事者意識をもって組織課題に取り組める

AIシステムが提案する改善策の実施の主導は、企業の担当者をはじめとした社員が行う。そのため組織課題に取り組む当事者意識が醸成され、社内の巻き込み労力が削減されるという。且つ、明確な改善策をもって実施できるため、組織の身となり最終的に企業の資産化することができるとのことだ。

④従来の組織コンサルの10分の1以下の価格

中小企業向けに、従来の組織コンサルの10分の1程度の価格で導入しやすい価格に設定。

従来の組織コンサルの10分の1以下の価格

β版について

β版リリースを記念し、10社限定で70%offキャンペーンを行うという。
なお、10社に到達次第、終了。