Amazonは、職域での新型コロナワクチン接種を開始する政府発表方針を受け、希望者を対象にしたワクチンの職域接種に協力することを決定したと発表した。

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Amazon、職域接種を6月28日より開始 出勤が必須の業務に従事する社員、関係者を優先

政府方針に沿って、地域で行われているワクチン接種に影響を与えないように十分に配慮しつつ、運営体制の確認、医療従事者との連携を十分に確保した上で、6月28日から開始。

当初は、出勤が必須の業務に従事する社員、関係者を優先するとのことだ。

ワクチン接種の対象者は、雇用契約の形態にかかわらず全国のAmazonのすべての従業員に加えて、Amazonのサイトおよび関連拠点で業務に従事するパートナー企業社員、個人事業主のドライバー、およびそれらの同居者も含めるという。

会場は、アマゾンジャパン 目黒本社や全国の物流拠点、デリバリーステーション、カスタマーサービスセンターを含めた35拠点以上で実施するとしている。

Amazonは、一日も早く新型コロナウイルス感染症が収束し、すべての人々が日常を取り戻すことができるよう貢献していくという。

Amazonにとって利用者、パートナー企業、そして社員の健康と安全は、常に最重要事項であるとし、コロナ禍の物流拠点では、施設内においてソーシャルディスタンスを維持し、業務従事者の安全を守るために、約100にも及ぶ変更を加えてきた。

具体的には、フルフィルメントセンターや仕分けセンター、デリバリーステーションを含めた全ての施設において、新しいコミュニケーション方法を採用し、プロセスを変更。

また、新しいトレーニング方法を採用し、いくつかのポリシーには変更を加えるなどして、これまでの方法を見直しているとのことだ。

Amazonにとって安全性が全てにおける最優先であるとし、同社は、地球上で最も顧客を大切にする企業になることに加え、地球上で最高の雇用主となり、地球上で最も安全な職場を提供することを目指しているという。