ビズリーチが運営する、即戦力人材と企業をつなぐ転職サイト「ビズリーチ」は、スタートアップ向けの研究開発補助金制度「SBIR制度」を統括・推進する、内閣府の統括プログラムマネージャーと省庁連携プログラムマネージャーを2021年6月22日から7月19日まで公募すると発表した。
本年度、イノベーション創出のための国の政策として、SBIR制度が大幅リニューアルしたという。
内閣府は、SBIR制度の立ち上げに向けて民間のビジネスプロフェッショナルの知識や経験を活用し、スタートアップ支援を通じたイノベーション創出を目指す。
なお、内閣府がビズリーチで人材公募をするのは初とのことだ。
<公募概要>
・募集期間:2021年6月22日~2021年7月19日
・応募方法:「ビズリーチ」のサイトから応募
・公募ページURL:https://www.bizreach.jp/job-feed/public-advertising/aonz5r2/
・募集ポジションと募集人数:2ポジション 計4名
【募集職種名】
「副業・兼業」統括プログラムマネージャー(1名)
<業務内容>
SBIR制度の制度運営のあり方や省庁間連携に必要な諸事項についての議論・検討をリードし、SBIR制度に参加する各省庁のプログラムマネージャーが集う「プログラムマネージャー連絡会議」の座長を務める。
<応募資格>
・先端的な科学技術に関する幅広い知見を有し、研究開発型スタートアップや研究者のコミュニティーとの豊富なネットワークを有すること。
・大規模な研究開発プロジェクトのマネジメント経験、研究開発成果の事業化を主導した経験、研究開発型スタートアップへの投資や支援に携わった経験のうち、いずれかを有すること。
【募集職種名】
「副業・兼業」省庁連携プログラムマネージャー(3名)
<業務内容>
・各省庁の指定補助金等における研究開発課題の策定支援。
・スタートアップや研究者等のコミュニティーに対する公募情報の周知。
・指定補助金等の交付を受けたスタートアップ等に対するアドバイス、他。
<応募資格>
・先端的な科学技術に関する幅広い知見を有し、研究開発型スタートアップや研究者のコミュニティーとの豊富なネットワークを有すること。
・研究開発プロジェクトのマネジメント経験、研究開発成果の事業化に関与した経験、研究開発型スタートアップへの投資および支援に携わった経験のうち、いずれかを有すること。
なお勤務時間は、月に7日程度、1日あたり3~8時間程度(時期により変動、調整可)。
勤務地は東京(テレワーク可能)。
所属部署は、内閣府 科学技術・イノベーション推進事務局。
国は、1999年から運用されてきたSBIR制度を、「中小企業支援のための制度」から「イノベーション創出のための制度」に転換。
科学技術・イノベーション創出の活性化に関する法律の改正(2020年6月法律改正、2021年4月1日施行)を受けて、本年度から新たなSBIR制度が本格的に開始されるという。
内閣府は、制度に参加する8つの省庁の連携を促進する司令塔としての役割を果たすべく、SBIR制度の立ち上げ・運用チームを構築中とのことだ。
内閣府では、科学技術や事業開発、スタートアップの知見を持つ外部・民間の人材をプログラムマネージャーとして起用し、SBIR制度をイノベーション創出に寄与する制度へと整備していく予定としている。
内閣府 科学技術・イノベーション推進事務局 審議官 佐藤 文一 氏は「今回ご応募いただく方と一緒にSBIR制度を優れた制度として立ち上げ、志のある人が夢や希望の持てる社会をつくっていきたいと思います。」とコメントしている。