政府は6月17日、北海道、東京都、愛知県、京都府、大阪府、兵庫県、岡山県、広島県、福岡県の9都道府県で発令中の「緊急事態宣言」を期限である6月20日に解除し、沖縄県は7月11日まで延長すると決定した。
北海道、東京都、愛知県、京都府、大阪府、兵庫県、福岡県は新たに7月11日まで「まん延防止等重点措置」の対象となる。埼玉県、千葉県、神奈川県は7月11日まで延長し、岐阜県、三重県は6月20日をもって終了する。
米Google(グーグル)が提供する人工知能(AI)を活用した新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染予測サービス「COVID-19感染予測(日本版)」では、6月16日から7月13日の4週間にかけて、日本全国での陽性者数は3万72人、死亡者数は924人と予測される。
日本全国での日別陽性者数の推移を見ると、6月20日には1101人、6月30日には1045人、7月13日には773人。日別死亡者数の推移を見ると、6月20日には42人、6月30日には31人、7月13日には23人と同じく減少傾向と言える。
日本全国での日別入院・療養等患者数の推移に目を向けると、6月20日には2万2516人、6月30日には1万6528人、7月13日には1万1759人と緩やかな減少傾向と予測している。
なお、本感染予測サービスにおける10都府県の陽性者数および死亡者数の予測は以下のとおり。
・北海道:陽性者数 1350人、死亡者数 113人
・東京都:陽性者数 6391人、死亡者数 126人
・愛知県:陽性者数 1130人、死亡者数 68人
・京都府:陽性者数 90人、死亡者数 9人
・大阪府:陽性者数 5480人、死亡者数 216人
・兵庫県:陽性者数 681人、死亡者数 40人
・岡山県:陽性者数 62人、死亡者数 6人
・広島県:陽性者数 261人、死亡者数 11人
・福岡県:陽性者数 352人、死亡者数 22人
・沖縄県:陽性者数 924人、死亡者数 13人
新型コロナ5月半ばまで陽性者数12万2233人 GoogleのAI予測
Ledge.ai編集部では、2021年の年明け以降、同AIによる予測を報じてきた。詳細が気になる人は以下をチェックしてほしい。