ファーストリテイリングは、日本国内の同社グループ従業員および関係者を対象にした、新型コロナウイルスワクチンの職域接種を、2021年7月から順次、開始すると発表した。

ファーストリテイリング、7月よりワクチンの職域接種を開始

医療機関の協力のもと、同社本部を含む東京都内の3か所で、職域接種を開始。

また、家庭内および社内における感染防止のため、従業員の家族、ならびに同社本部および関連拠点で勤務する派遣社員、清掃、食堂の運営、警備などに従事している、取引先の従業員を対象にした接種も実施する予定であるとのことだ。

職域接種の概要は下記の通り。

開始日:2021年7月1日より、順次開始予定
接種場所:ファーストリテイリング本部(東京都港区、江東区)を含む、東京都内3か所
対象者:接種を希望する本部および首都圏1都3県(東京・神奈川・千葉・埼玉)の関連拠点で勤務する従業員(店舗従業員含む)、従業員の家族、長期派遣社員、取引先従業員
対象人数:約18,500人

東京都以外の地域では、接種環境を整えるため、医療機関や、共同で職域接種が可能な企業に協力を呼びかけ、店舗従業員とその家族を対象にした接種を順次、進める予定であるとしている。

ファーストリテイリングは、職域接種を通じて、従業員が安心して働ける職場環境を整備するとともに、今後も新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、店舗や本部などでの対策を徹底していくとのことだ。