オトバンクが運営する日本最大級のオーディオブック配信サービス「audiobook.jp」は、2021年6月に累計会員数が200万人を突破したと発表した。
「audiobook.jp」は、2018年3月に月額750円で対象のオーディオブックが聴き放題となる「聴き放題プラン」を導入するなどのサービスリニューアルを実施。
以降会員数が急増し、リニューアル時には会員数が約30万人であったが、2021年6月に6倍以上となる200万人を突破したとのことだ。
「本を聴く」という未知の体験をする上で、初回30日無料でオーディオブック体験が可能なサブスクリプションはユーザー数増加の大きな後押しとなったという。
また、2021年からはベストセラー作品の期間限定聴き放題配信の取り組みも開始。今後もより一層「聴く体験」の訴求に注力していくとしている。
オトバンク代表取締役社長・久保田裕也氏は以下の通りコメントしている。
「「audiobook.jp」は、「オーディオブック」という言葉がまったく普及していない時代に開始したにも関わらず、たくさんの方にお力添えいただき、今では数万点の素晴らしいコンテンツを音声で配信しています。
私自身も、人生で迷ったときや困難にぶつかったとき、コンテンツにたくさん助けられてきたので、「audiobook.jp」を通じて皆様の生きる活力となるようなコンテンツをお届けできれば幸いです。」
今後の展開
今後もより多くのユーザーがオーディオブックやその他音声コンテンツを楽しめるよう、作品ラインナップの拡充およびサービス体験の充実に取り組んでいくという。
また、audiobook.jpを通してコンテンツホルダーの人々のコンテンツの音声化や、その収益化への貢献を目指して「聴く文化」の創造を目指すとしている。