マイナビが運営する総合転職情報サイト『マイナビ転職』は、「2021年5月度 正社員求人掲載数・応募数推移レポート」を発表した。
同調査は、総合転職情報サイト『マイナビ転職』に掲載された求人の「掲載数」「応募数」の推移を調査したものとなっている。
【調査概要】
■2021年5月の掲載数は、前年同月(2020年5月)比172.3%で、前月(2021年4月)比90.0%。
2021年5月の応募数は、前年同月(2020年5月)比127.5%で、前月(2021年4月)比101.9%だった。
2021年5月の掲載数は、前月から減少しているものの、新型コロナウイルスの影響が顕著であった2020年5月の約1.7倍の掲載数となった。
業種別の掲載数では、業種大分類12業種のうち、すべての業種が前年同月と比べて増加。
中でも「マスコミ・広告・デザイン」が前年同月比268.8%と最も高く、次いで「商社」が247.4%、「サービス・レジャー」が215.9%となった。
応募数は業種大分類12業種のうち、11業種が前年同月と比べて増加。中でも「公的機関・その他」が前年同月比205.4%と最も高く、次いで「マスコミ・広告・デザイン」が150.1%、「サービス・レジャー」が148.2%となった。
職種別の掲載数では、職種大分類16職種のうち、すべての職種が前年同月と比べて増加。
中でも「医薬・食品・化学・素材」が前年同月比282.6%と最も高く、次いで「クリエイティブ」が276.2%、「保育・教育・通訳」が213.9%だった。
応募数は職種大分類16職種のうち、14職種が前年同月と比べて増加。中でも「公共サービス」が前年同月比188.4%と最も高く、次いで「WEB・インターネット・ゲーム」が177.7%、「クリエイティブ」が153.4%となった。