LINEは、同社が運営するコミュニケーションアプリ「LINE」において、ビデオ通話のメニューに「スタンプ」を追加したと発表した。なお、同機能はスマートフォン版「LINE」11.9.0以降から利用できる。
「LINE」のビデオ通話はオンライン会議システムやオンラインコミュニケーションに馴染みがない人でも、誰でも簡単に利用できることが特徴。多様なエフェクトやフィルターを使って自己表現を楽しみながら、会話をすることが可能。
今回のアップデートでは、ビデオ通話のメニューに「スタンプ」を追加。
これまで「スタンプ」は、プロフィールのデコレーションやトーク、タイムライン、ストーリーのカメラなどを通じて「LINE」の様々な場所で活用されてきた。
今回、ビデオ通話のメニューに「スタンプ」が登場し、1:1、グループ、LINEミーティングなど全てのビデオ通話で「スタンプ」をコミュニケーション手段の1つとして活用できるようになったとのことだ。
利用する場合はビデオ通話のエフェクトのメニューから「スタンプ」を選択すると、自身が保有している「スタンプ」の一覧を見ることができ、リアクションに使いたい「スタンプ」を選択すると画面の中央に数秒間表示される。
■友だちの会話をさえぎらずに、リアクションが可能に
グループ通話中に「スタンプ」を使えば、友だちの会話をさえぎらずにリアクションをすることが可能になるという。
ビデオ通話中に会話が盛り上がり、発言のタイミングが読めない時も「スタンプ」を使えば、コミュニケーションがスムーズに。その他にも、ビデオ通話中に「スタンプ」で感情を表現することや、いつも使っているお気に入りの「スタンプ」を友だちに紹介するなど、楽しみ方は多岐に渡るとしている。
■YouTubeを一緒に見ながら「スタンプ」でリアクションをしてさらに盛り上がる
通話をしながらYouTubeの動画やスマートフォンの画面を一緒見ることができる「みんなで見る」機能でも「スタンプ」を使ったリアクションが活躍。
これから夏休みを迎え、アーティストやフェスのオンラインライブなど、YouTubeを活用したイベントが多数予定されている。
直接会うことができなくても「みんなで見る」機能を使って、離れている家族や友人と同じYouTubeの画面を見て盛り上がることができ、声や表情だけでは伝わらない感情を、スタンプで表現する新しいコミュニケーションを楽しむことができるようになったという。
「スタンプ」を使いながらビデオ通話を楽しむ体験は、「スタンプ」を使う本人はもちろん、会話に参加している相手にとっても新感覚の体験を味わえるという。よりコミュニケーションの手法や表現がリッチになったビデオ通話を楽しめるとのことだ。
今後も「LINE」はユーザーニーズに合わせたアップデートを行い、友だちや家族などの親しい人とのコミュニケーションをコアバリューとしながらも、個々人に最適化されたコミュニケーションと情報の出会いを提供し、ユーザーの生活により密接な存在となることを目指すとしている。