ビズリーチが運営する、OB/OG訪問ネットワークサービス「ビズリーチ・キャンパス」は、海外トップレベルの大学の留学支援を手掛けるCrimson Education Japan(以下、Crimson Education)と、海外正規留学生へのキャリア支援における業務提携契約を、2021年4月30日に締結した。
同提携を機にビズリーチは、海外留学が決定したCrimson Educationの学生を対象に、キャリアセミナーを開催するほか、海外留学生向けのOB/OG訪問プラットフォーム「ビズリーチ・キャンパス for 海外大生」の活用を促進するという。
文部科学省は、日本の若者が世界で活躍できるグローバル人材となるよう育成するために、海外留学の促進を支援しているという。
海外で新型コロナウイルス感染症の影響が深刻化し始めた2019年度の海外留学生は10万7,346名と、前年度より減少が見られたが、オンライン留学などを活用している学生もおり、2017年度の10万5,301名よりも多い結果となった。
ハーバード大学やスタンフォード大学などの海外トップクラスの大学への進学支援実績を持つCrimson Educationでも、2020年には16名が進学、2021年9月には44名の学生が日本から進学予定とのことだ。
しかし、海外留学生はキャリア選択のための十分な情報収集がしにくいという課題があるという。
今回の提携により、Crimson Educationを利用して海外大学に進学する学生に対して、留学前のキャリアセミナー共催や、オンラインでOB/OG訪問ができる「ビズリーチ・キャンパス for 海外大生」の活用促進を行い、将来について考えながら、学業に取り組める環境づくりを大学1年生から支援することが可能としている。
Crimson EducationJapan代表取締役社長松田悠介氏は「本提携により、早い段階からキャリアに関する情報を提供し、さらなる成長の機会を提供することで、学生の不安を解消できればと思っています。」とコメントしている。