職域接種を「自院」で検討する医療機関が最多に 200院にエムステージが調査実施

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Male doctor holding syringe making covid 19 vaccination injection dose in shoulder of female patient wearing mask. Flu influenza vaccine clinical trials concept, corona virus treatment, close up view.

エムステージは、『新型コロナワクチンの職域接種(企業や大学等における接種)』についてアンケート調査を実施し、200院より回答を得て結果を公表した。

職域接種の依頼を受託する予定は、約半数が『まだ分からない』と回答

職域接種の依頼を受託する予定について質問したところ、48%が「まだ分からない」、29%が「いいえ」、23%が「はい」と回答した。

職域接種の依頼を受託する予定は、約半数が『まだ分からない』と回答

受託可否の判断にあたっての懸念点としては、『人材の確保』に関する回答が上位に

受託可否の判断に当たっての懸念点について質問したところ、TOP3は1位「看護師や保健師の確保」、2位「医師の確保」、3位「2回接種のスケジュール管理」となった。

受託可否の判断にあたっての懸念点としては、『人材の確保』に関する回答が上位に

その他に含まれる回答には、「現在対応している接種で余裕がない」というものが7件、「ワクチンの確保・保管」に関するものが4件あったとのことだ。

上記回答の詳細や補足として、以下が挙げられた。(一部抜粋)

職域接種を受託する場合は、自院での接種を検討している医療機関が最も多い

問1で職域接種の依頼を受託する予定があるかについて「はい」「まだ分からない」と回答した医療機関に、受託する場合に検討する方法を質問したところ、TOP3は1位「自院での接種」、2位「企業に訪問しての接種」、3位「未定」となった。

職域接種を受託する場合は、自院での接種を検討している医療機関が最も多い

また、職域接種について、思いや意見を募集したところ以下の回答などが集まったとしている(一部抜粋)。

<調査概要>
アンケート実施期間:2021年6月7日(月)~2021年6月9日(水)
有効回答:200院
対象者 :全国の医療機関
対象属性:健診機関18%、クリニック20%、病院(100床未満)16.5%、病院(200床未満)26%、
     病院(300床未満)13.5%、病院(400床未満)3%、病院(400床以上~)2%、その他1%
回答方法:WEBを利用したアンケート調査

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