ニチバンは、天然素材で作られるセロテープ®を通じて環境問題をともに考え、行動を紹介する特設ウェブページ『セロテープ®でSDGsに貢献』を2021年6月5日より開設した。
70年以上前から、ニチバンはセロテープ®を天然素材の主原料で製造してきたという。
セロハンフィルムの原料は木材パルプ、粘着剤は天然ゴムと松脂などの天然樹脂が主成分で、巻心は再生紙。
石油などの化石資源で作られているプラスチック製の透明テープとは違い、植物由来の再生可能資源で作られているとのことだ。
1948年の発売開始から現在までの、その販売量は長さに換算すると地球4,500周以上になるという。
セロテープ®は家庭や学校などさまざまなシーンで活用されるが、多くの企業が再生可能原材料で作られたセロテープ®を通じたSDGs活動に賛同し、店頭での買い上げ済み表示や包装用、その他備品として導入されているとしている。
同社は今回、粘着テープ製品の製造・販売だけでなく、セロテープ®が環境課題に貢献可能なサステナブルな製品であることの認知を高め、より多くの人や企業にプラスチック製テープではなく植物由来の再生可能資源から作られたセロテープ®を活用してもらうきっかけになればと考え、同ウェブページを解説したとのことだ。
SDGsや脱炭素などへの関心が高まる中、セロテープ®についての情報や導入企業の取り組みなど包括的な情報発信を行い、未来の地球のことを考え、活動して行く方針を示している。