ファミマ、福島県とトヨタが取り組む水素活用のまちづくりに賛同 配送車のFCV化や水素活用など検討

ファミリーマートは、福島県とトヨタ自動車(以下、トヨタ)が、2021年6月4日に発表した「福島県での水素を活用した新たな未来のまちづくり」に賛同し、トヨタと協働で、福島県内における配送トラックのFCV(Fuel Cell Vehicle)化および水素活用の実施についての検討を開始すると発表した。

ファミリーマートは、環境に関する中長期目標「ファミマecoビジョン2050」を策定し、持続可能な社会の実現に貢献するため、「温室効果ガス(CO2排出量)の削減」、「プラスチック対策」、「食品ロスの削減」の3つのテーマについて数値目標を設定し、取り組みを進めている。

物流面についても、クリーンディーゼル車両(環境配慮車両)の導入や、配送の効率化など、CO2削減に向けた、さまざまな実行可能な施策を進めているとのことだ。

今回は、そうした物流面での取り組みの一環として、既に発表したトヨタとのFC小型トラックの導入を目指した取り組みに加え、新たに福島県とトヨタの協働に基づき、2022年度以降における、福島県内における配送トラックのFCV(Fuel Cell Vehicle)化および「福島水素エネルギー研究フィールド(FH2R)」などで作られた水素の活用(例:配送センターでの電力としての活用等)に向けての検討を進めていくという。

ファミリーマートは、今年創立40周年。

今後も「あなたと、コンビに、ファミリーマート」のもと、地域に寄り添い、利用客一人ひとりと家族のようにつながりながら、地域社会に貢献する姿勢を貫くとともに、40周年を記念したプロジェクト「40のいいこと!?」として、地域の一人ひとりが喜ぶような取り組みを推進していくとしている。

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