「ギグワーカー」約4割が会社員 見る条件では「勤務日・時間」が最多 「ギグワーカーに関する調査」TGI公表

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ツナググループ・イノベーションズ(以下、TGI)が運営する短期・単発専門求人サイト『ショットワークス』を利用しているワーカー対象にアンケートを実施し、ギグワーカーに関する実態調査を実施、公表した。

ギグワーカーとは、インターネット上のプラットフォームサービスを通じて個人が請け負う単発の仕事(ギグワーク)に従事する労働者のこと。

新型コロナウィルスの影響により就業機会及び収入が減少した人や、企業に勤める人たちの副業としても注目されているという。

約4割を会社員が占める

会社員(正社員・契約社員・派遣社員)が約40%を占めており、同社は副業・ギグワークニーズが高まっていることが分かるとしている。

会社員、フリーターともに月に数回働く人が最も多い

会社員(正社員・契約社員・派遣社員)は、月に数回働くと回答した人が30.7%を占めており、毎日・毎週働くと回答した人も含めると約47%を占める結果になった。

フリーターは、月に数回が最多となっており、毎日・毎週働くと回答した人も含めると約53%を占める。

会社員は少額、フリーターは主な収入源として活用

会社員(正社員・契約社員、派遣社員)では5万円以下が最多となっており、空いた時間を活用しつつ、より経済的余裕を持ちたいという人が多いことが分かるとしている。

フリーターでは20万円以下が最多となっており、主な収入源として活用している人が多いとのことだ。

生活費が最多、趣味・娯楽への使用が多いのは会社員

会社員(正社員・契約社員・派遣社員)、フリーターともに生活費が最多となった。

会社員においては、趣味・娯楽と回答した人がフリーターに比べて多くなった。

面接なし、給与の日払い・週払い希望はギグワーカーの特徴

働く際に見る条件として、「勤務日・時間」が最多となっており、自分の空いた時間と求人の勤務日が合致しているかどうかがギグワークをする上では重要な条件であることが分かったという。

次いで「仕事内容」が20.4%、「働く場所」が12.5%。

「給与の支払日(日払い・週払い)」や「面接なし」を希望する人も一定数いることから、空いた時間にすぐ働ける、すぐ給与がもらえるというスピード感を重視しているというところも、「ギグワーカー」で働く人の特徴としている。

<調査概要>
調査主体:株式会社ツナググループ・イノベーションズ
調査手法:インターネット調査
調査実施期間:2021/3/19~2021/4/2

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