コストコは、従業員の新型コロナワクチン接種への対応を発表した。
希望者が就業時間内にワクチンの接種を受けることを可能とし、その時間については就業したものにするという。
さらに、接種当日や翌日副反応による体調不良や痛みが生じた場合には、すでに全従業員に付与している有給の疾病休暇に加えて、ワクチン休暇として特別有給休暇を最大2日間付与するとのことだ。
対象者は、全従業員(正社員・パートタイム・アルバイト)約12,000人。
接種当日、または接種翌日に半日、または全日単位で取得可能な特別有給休暇を接種1回につき合計で1日付与。
2回目の接種についても同様とする。(最大2日間)
対象期間は、2021年6月1日から必要な期間としている。
また同社は、新型コロナワクチンを接種しやすい環境を整えるため、今後、職域接種を推進していくとしている。
コストコ京都八幡倉庫店では、地域の人々への新型コロナワクチン接種会場として自治体からの要請に応じて倉庫店内の会議室スペースと駐車場を無償で提供している。
なお、65歳以上の会員、身体が不自由な会員、妊娠している会員を対象とした特別営業は、全国の倉庫店にて毎週火曜日と金曜日に午前8時から午前9時45分までの時間で継続して実施しているとのことだ。
コストコは全国の各自治体と防災協定を締結しており、引き続き地域に貢献できるようさまざまな取り組みを推進していく方針を示している。