ヤフー、性別や既婚・未婚に関わらず不妊治療で最長1年間休職できる「不妊治療休職制度」導入

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ヤフー(以下、Yahoo! JAPAN)は、性別や既婚・未婚などにかかわらず、不妊治療で最長1年間休職(無給)できる「プレグナンシーサポート休職制度(不妊治療休職制度)」を導入したと発表した。

また、今回新たに、人事労務担当および看護スタッフからなる専用の相談窓口を設立し、休職制度だけでなく不妊治療全般について相談できる環境も整備することで、不妊治療を望む社員を支援していくとしている。

「NPO法人Fine」が実施したアンケートによると、仕事をしながら不妊治療を経験したことのある人のうち 95.6%が「両立は困難」と回答。

また、仕事と不妊治療との両立が困難で働き方を変えざるを得なかった人のうち、半数が両立困難を理由に「退職」を選択していることなどから、企業が不妊治療を希望する社員をサポートする必要性がうかがえたとのことだ。

Yahoo! JAPANは、性別や既婚・未婚などにかかわらず、不妊治療を希望する社員が、業務と不妊治療の両立が困難になった場合には休職し就労を継続できる環境を整備するなどして、不妊治療を望む社員を支援すべく、以下の対応方針を決定したとのことだ。

■実施内容

例)不妊治療のため3か月間休職。その後復帰したが、やはりもう一度不妊治療に専念したい場合、初回休職開始日から1年以内であれば2回目の休職が可能。

傷病や介護などの場合に備え、有効期間を過ぎた年次有給休暇を、最大30日まで失効させずに積み立てることができる休暇制度。

Yahoo! JAPANは、心身ともに最高のコンディションで業務に取り組める企業を目指し、社員の身体と心の健康を支援する独自のさまざまな取り組みを行っているという。

■対象者

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