伊藤忠商事は、職域での新型コロナウイルスワクチン接種を開始する政府発表方針に沿い、ワクチンの職場接種に全面的に協力することを決定したと発表した。
ワクチン接種は、同社社員に加えて、同社東京・大阪本社ビルで勤務するグループ会社社員、東京本社ビルの受付・警備・清掃・食堂業務の委託先社員等の希望者全員(約6,000人)を対象者とするとのことだ。
加えて、同社事業所内保育所の運営委託先であるポピンズを通じて、東京・大阪地域の接種を希望される保育士(約1,500人)をワクチン接種の対象者とするという。
なお、同社産業医・看護師等にてワクチン接種を実施するとともに、社員ボランティアを募集し接種会場を運営する予定でおり、大半の対象者が8月中を目途に二回目の接種を完了する見込みであるとのことだ。
いち早く新型コロナウイルス感染症が収束し、すべての人が日常を取り戻すことができるよう、エッセンシャルワーカーを含めたワクチン接種を通じて、日本経済の早期回復に寄与し、企業理念「三方よし」を実現していくとのことだ。
詳細は、以下となる。
1. 概要
・ 開始日: 2021年6月21日
・ 場所: 東京本社および大阪本社
・ ワクチン: 政府より配布されるモデルナ社製ワクチン
2. 接種対象
・ 接種者数: 約7,500人(予定) ※約15,000回分を予定
・ 対象者: 国内勤務の当社社員、東京・大阪本社ビル勤務のグループ社員、東京本社内の業務委託先の社員等の接種希望者に加えて、同社事業所内保育所の運営委託先であるポピンズを通じて、約1,500人の接種を希望する保育士を対象とする。
3. ワクチン接種に関する環境整備
・ 同社社員がワクチンの接種をする場合は、勤務時間扱いとする。
・ 副反応が出た場合は、特別休暇(有給)を付与。
・ ワクチン接種に際しては、社員ボランティアを幅広く募集し運営。