ヤフー、過去最多コースの「インターンシップ」開催へ受付開始 完全オンラインで技術職対象

ヤフー(以下、Yahoo! JAPAN)は、技術職(エンジニア、デザイナー)を対象とした完全オンラインでの「就業型インターンシップ」の開催にあたり、6月1日よりエントリーシートの受付を開始した。

今年は、昨年の約2倍で過去最多となる75コースを用意することで、就職活動に取り組む学生の多様なニーズに対応するという。

Yahoo! JAPANは昨年、新型コロナウイルス感染症の影響を抑えながら、学生に対して、例年通り就業体験の機会を提供するため、在宅勤務を前提としたオンライン形式のインターンシップを実施。

その結果、約96%の参加者が「(Yahoo! JAPANのインターンシップについて)非常に満足」と回答するなど、好評を得られたという。

Yahoo! JAPANが今年8月下旬から順次開催する完全オンライン「就業型インターンシップ」では、AIやデータサイエンス分野などを中心に、約40コースを増設し、昨年の約2倍かつ過去最多となる75コースを用意することで、学生の多様なニーズに対応。

また、インターンシップはオンライン上で実施され、参加者には専用のパソコン・メールアドレスが用意されるため、居住地にかかわらず社員と同じ環境で就業を体験できるとのことだ。

プレエントリーの応募期間は6月16日午前10時まで。

<インターンシップ概要>
募集人数:約120名(昨年実績 約70名)
給与:時給1,300円(10,075円/日)
就業時間:10:00~18:45(休憩1時間含む)
応募資格:日本国内に在住している18歳以上30歳以下の現在在学中(高校生を除く)の人
主なコース:全75コース予定
・Yahoo!ショッピングのシステムを題材とした開発現場における課題解決体験(予定人数:エンジニア4名、デザイナー2名)
・Yahoo! JAPANトップページ 新規コンテンツのチーム開発(予定人数:エンジニア2名)
・マルチビッグデータ(全社横断のサービスログ)を活用した開発に挑戦(予定人数:エンジニア1名)
・PaaS(Platform as a Service)チームでアジャイル開発を体験(予定人数:エンジニア4名)

Yahoo! JAPANは、同インターンシップの開催を通じて、就業経験のない学生が、働くことについて実感を持って考える機会にするとともに、就業体験機会の減少に対する学生の不安払拭にもつなげるとしている。

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