コカ・コーラ ボトラーズジャパンは、健康経営の取り組みとして、同社グループに所属する全社員を対象に、2023年1月から屋内外を問わず会社敷地内での全面禁煙を実施すると発表した。
同社グループは、2020年1月から、就業時間中の禁煙(休憩時間は除く)、屋内の禁煙、一部特例を除いた社有車内の禁煙に取り組んできたが、更なる社員の健康維持・促進、疾病予防および受動喫煙の防止を図るために、禁煙に関する社内ルールの厳格化を実施するとのことだ。
あわせて、オンライン診療など禁煙サポートプログラムの拡充や継続的な啓発活動など実施し、禁煙に関する施策を強化していくとしている。
また、2021年6月から月1日、2022年6月から週1日の禁煙日を設け、段階的に回数を増やし、2023年1月からは屋外を含む会社の敷地内を全面禁煙とするという。
同社は、多くの人々の日々の暮らしに寄り添う製品・サービスを提供していることから、総合飲料企業として社員自らが活動的かつ健康的なライフスタイルを送ることを責務と捉え、「コカ・コーラ ボトラーズジャパン健康宣言」を発表し、健康経営に取り組んでいる。
継続的な社員の健康増進により、2020年3月には「健康経営優良法人(ホワイト500)」にも認定されているとのことだ。
現在、新型コロナウイルスの感染拡大の影響による新しい働き方の導入により、直行直帰や在宅勤務が推奨され、通勤や移動の機会が少なくなり、体を動かす時間が減少している。
このことから、同社では、健康増進施策として、歩いた歩数と目標達成率が表示される自社開発のオリジナルスマートフォンアプリを活用し、適度な運動であるウォーキングを促すイベント「Sawayaka ウォーク」の実施や、混雑した電車・バス等の公共交通機関を利用しないことで、新型コロナウイルス感染のリスク低減にもつながる自転車通勤の推進を図っているという。
同社は社員の健康保持・増進を通して、これからも人々の一生と日々の生活に寄り添い、人生のあらゆる場面においてハッピーな瞬間とさわやかさを届ける総合飲料企業として、持続的に高品質なサービスや付加価値を提供していくとしている。