サッポログループ、5月31日「世界禁煙デー」を控え禁煙を推進 オンライン禁煙のプログラムを2021年より強化

SAPPORO

サッポログループでは、グループの喫煙率目標達成のため「健康的な職場環境づくり」「喫煙者の禁煙サポート」「従業員のヘルスリテラシーの向上」による禁煙推進に取り組んでいる。

また、「喫煙者の禁煙サポート」ではオンライン禁煙のプログラムを2021年より強化したとのことだ。

サッポログループが掲げる長期経営ビジョン「SPEED150」では、2017年より健幸創造宣言のもと、健康増進の取り組みを強化している。

事業を担うのは人であり一人ひとりの心身の健康は、従業員・その家族・会社の幸せ、そして利用客の幸せにつながるとしている。

また、健康経営中期計画では重要課題の一つとして、2022年までに喫煙率12%以下の目標を掲げ、グループ全体で受動喫煙防止、喫煙率の低減に向けた取り組みを行ってきたとのことだ。

5月31日の「世界禁煙デー」を控え、禁煙の取り組みを推進することで、サッポログループ従業員の健康増進を目指すとしている。

1.健康的な職場環境づくり
グループ全体で禁煙を推進するための職場環境づくりに取り組んでいる。
・2021年1月より事業会社では全社用車を禁煙化、車内に禁煙ステッカー貼付
・2022年1月より「事業会社において就業時間内を全面禁煙」を開始予定(2021年より段階的に実施中。グループ本社棟は先行して2020年7月から就業時間内全面禁煙を実施)
・サッポロビールでは全国各事業所内のたばこ自動販売機を全台撤去
・グループ本社のある「恵比寿ガーデンプレイス」では、現在2箇所ある外部喫煙所を1か所に集約
・「サッポロファクトリー」では客用スペースは全面禁煙

2.喫煙者の禁煙サポート
サッポロビール健康保険組合では、グループ全体で禁煙に取り組む従業員に対して次のとおり補助を行い、禁煙にチャレンジしやすい環境の整備に取り組んでいる。

A) オンライン禁煙
・2020年より、パソコンまたはスマートホンなどを用いてオンライン上で実施する禁煙治療プログラムの実施回数を春・秋の2回に増やし、その全額を補助
・2021年に、新たな禁煙体験プログラムを追加(全額補助)

B) 禁煙外来補助
・2021年より、健康保険適用となる禁煙外来治療を受診して治療完了後3ヶ月間禁煙を継続できた従業員に対し、医療費の自己負担分を2万円までを上限に補助する制度を導入

3.従業員のヘルスリテラシーの向上
グループ全体で、禁煙に関する意識の向上に努め、健康維持の啓発をしている。
・グループ全体で禁煙に関するe-ラーニング実施
・受動喫煙、喫煙、禁煙の効果に関する科学的根拠に基づいた資料の各エリアに配置する保健師、健康アンバサダーによる活用
・社内イントラネットを活用した従業員への定期的な健康関連情報の提供

【サッポログループ喫煙率】
サッポログループの喫煙率は健康経営中期計画喫煙率の目標より高い状況であり、より一層禁煙の取り組みを進めていくとのことだ。

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