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スマートニュースは5月28日、ニュースアプリSmartNewsの『新型コロナワクチンチャンネル』で提供する「ワクチンアラーム」の機能を拡充し、利用者ごとに、国や都道府県が設置する新型コロナワクチンの大規模接種会場の予約開始時期と接種開始時期を知らせる新機能の提供を開始すると発表した。
新型コロナワクチンの大規模接種会場は、政府が5月24日に東京と大阪に開設し、対象地域の高齢者へ接種が開始。
今後、各都道府県でも大規模接種会場の設置が検討されており、各市区町村が運営する集団接種に加えて、国や都道府県による大規模接種会場での接種が本格的に実施される見込みであるとしている。
一方で、国と都道府県と市区町村の各主体が設置する大規模接種会場や集団接種会場について、それぞれで予約開始時期と接種開始時期が異なるため、接種希望者は各主体が発表する情報を個別に確認しなければならない負担が生じているという。
また、全国の自治体コールセンターでは、ワクチン接種のスケジュールや予約に関する問い合わせが、引き続き集中しているところもあり、社会的な課題となっているとのことだ。
「ワクチンアラーム」「ワクチンマップ」利用者は300万人を突破
同社では、『新型コロナワクチンチャンネル』を開設し、利用者ごとに接種券の発送時期や市区町村の集団接種会場の予約開始時期などを通知する「ワクチンアラーム」、利用者が住む地域の接種施設と予約可否を地図で表示する「ワクチンマップ」などの機能を提供している。
ワクチンアラームとワクチンマップの利用者は、4月13日の提供開始から約1か月半で300万人に達し、多くの人にワクチン接種に関する適切な情報取得をサポートしているという。
同社は、ワクチンチャンネルを通じて、ワクチン接種の社会課題の解決に一層貢献していくため、今回ワクチンアラームで新機能を提供。
利用者ごとに、国と都道府県の大規模接種会場と、市区町村の集団接種会場のそれぞれで、予約開始時期と接種開始時期を分かりやすく知らせるという。
これにより、利用者の情報取得の負担を軽減するとともに、的確な情報を提供することで、自治体への問い合わせを少しでも減らしたいと考えているとのことだ。
今回、新たに提供する機能の詳細は以下。
●国、都道府県、市区町村の集団接種会場の予約開始時期と接種時期がまとめて分かる
居住地と生年月日、基礎疾患の有無などに答えると、国や都道府県、全国1741の市区町村が発表した情報を基に、「ワクチン接種券の発送時期」「大規模接種会場(集団接種会場)の予約開始時期」「大規模接種会場(集団接種会場)の接種開始時期」をまとめて確認することができる。
各主体の接種会場で、予約や接種の開始時期が変更となった際には通知を届ける。利用者は、国と都道府県と市区町村という複数の接種の選択肢がある中で、それぞれの接種時期に関する情報を一括で取得し、接種に臨むことができるとのことだ。
●国、都道府県、市区町村の集団接種会場で予約可能期間内の施設を一覧で表示
居住地と生年月日、基礎疾患の有無などに答えると、アプリの利用時点で、国、都道府県、市区町村の集団接種会場のうち、予約可能な期間に該当するものを一覧リストで表示。
リスト上で予約サイトのURLや予約コールセンターの電話番号を分かりやすくご案内し、利用者はスムーズに予約を進めることができるという。一覧リストには、アプリの利用時点で予約可能な医療機関(個別接種)も掲載されるという。