セブン&アイ・ホールディングスは、今後さらにダイバーシティ&インクルージョンを加速するため、グループの主要6社の執行役員に占める女性の割合を2026年2月期までに30%にする目標を新たに掲げるとともに、より多くの女性が様々な場面で意思決定へ参画することを目的に、この度「30% Club Japan」に加入したことを発表した。

6社は、セブン&アイ・ホールディングス、セブン‐イレブン・ジャパン、イトーヨーカ堂、そごう・西武、ヨークベニマル、ヨーク。

セブン&アイ・ホールディングス 代表取締役社長の井阪隆一氏は以下の通りコメント。

当社グループを取り巻く環境が急激に変化し、お客様も多様化するなか、多様な価値観による経営判断が極めて重要と考えます。この度、「女性執行役員比率30%」という新たな目標を設定し、「30% Club Japan」に加入することで、セブン&アイグループのダイバーシティ&インクルージョン活動、とりわけ女性の活躍推進に関する取り組みを強化します。
これまで以上に、お客様の暮らしになくてはならないグループを目指し、グループ全体で社員一人ひとりが働きがいを実感しながら生き生きと活躍できる企業風土を醸成してまいります。

セブン&アイグループ ダイバーシティ&インクルージョン 新たな取り組み

「女性エンカレッジメントセミナー」の開催

管理職候補となる女性社員の育成を目的に、4月より「女性エンカレッジメントセミナー」を開催。

社長をはじめとする経営層からの講話や、グループディスカッションを通じて、参加者の今後の自律的な学びと挑戦を後押し。

グループ横断で実施することで、経歴や職種なども多様な参加者が集まり、シナジーが活かせると考えているとのことだ。全国各地から参加可能なオンライン形式で半年にわたって開催。

【開催概要】
・時期 : 2021年4月~9月(毎月1回)
・対象者: グループ19社約60名の管理職候補の女性社員
・内容 : グループの経営方針、グループの理念・歴史、SDGsへの貢献、商品戦略、DX戦略等