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ウェザーニューズは、5月26日に起こる皆既月食の観測を楽しめるおう、26日夜の天気見解を発表した。
皆既月食は、月が地球野影に完全に隠されて、赤黒く変色した満月が見える天体ショーで、日本全国で見られるのは2018年1月31日以来、約3年ぶりとなる。
今回の皆既月食の特徴は、2021年で地球に最も近い満月「スーパームーン」と重なる点であるとのことだ。
24時間生放送の気象情報専門チャンネル「ウェザーニュースLiVE」では、26日夜に皆既月食・スーパームーンの様子を生中継。
皆既月食の観測が難しいエリアの人や、専門家の解説付きの天体ショーを観たい人は「ウェザーニュースLiVE」の特別番組にて楽しめるとしている。
北日本・東日本で観測チャンス
5月26日夜、日本全国で皆既月食が起こる。
皆既月食が日本全国で見られるのは2018年1月31日以来、約3年ぶり。皆既月食は、月が地球の影に完全に隠されて、赤黒く変色した満月が見られる天体ショーとなっている。
26日夜は、北日本や東日本は高気圧に覆われて晴れるところが多くなり、月が欠ける様子を見ることができそうであるとし、西日本は比較的雲が多いものの、雲の隙間から皆既月食が見えるチャンスがあるかもしれないという。
ただ、九州や四国は高気圧の後面にあたり、また梅雨前線の雲もかかり始めるため、月を見るのは難しそうとのことだ。
26日はスーパームーン×皆既月食 見られる時間や場所は
5月26日は2021年で地球に最も近い満月となるという。
地球に最も近い満月は、最も遠い満月と比べて、視直径が約14パーセント大きく、約30パーセント明るく見える。一年で最も近い満月は「スーパームーン」とも呼ばれ、今回の皆既月食は、より特別なスーパームーンの皆既月食となるとのことだ。
日本ではちょうど月が空に昇ってくる頃から部分食が始まり、皆既食は日本全国で見ることができる。しかし、月食の全過程が見られるエリアと、部分食の途中から見られるエリアがあるとのことだ。
北海道西部や東北西部、中部地方西部、西日本では月が欠け始めている状態で昇ってくる「月出帯食(げつしゅつたいしょく)」となる。北海道東部や東北東部、関東、中部地方東部では、部分食を最初から見ることができるとしている。
国内4か所から皆既月食を生中継 「ウェザーニュースLiVE」特別番組
24時間生放送の気象情報専門チャンネル「ウェザーニュースLiVE」では、皆既月食の様子を国内の天文台と協力し、生中継。
月が欠けていく様子や皆既になる瞬間などを高感度カメラで捉え、専門家による詳しい解説も交えて伝えるという。皆既月食の観測が難しいエリアの人や、専門家の解説付きの天体ショーを観たい人は、「ウェザーニュースLiVE」の特別番組にて楽しむことができる。
<放送詳細>
放送日時:5月26日 19:00〜21:00
MC:山岸愛梨、松雪彩花(ウェザーニュースキャスター)
天文現象解説:平松正顕(国立天文台)
気象解説:山口剛央(ウェザーニューズ予報センター)
協力天文台:北海道なよろ市立天文台、福島県星の村天文台、宮崎県たちばな天文台