楽天グループ(以下、楽天)は、スペイン・カタルーニャ州の名門サッカークラブ「FCバルセロナ」の日本国内における独占的な商品化の「マスターライセンス」を取得したと発表した。
楽天はこれまでも、「Rakuten Sports」のブランドでアスリートを支援する事業などをグローバルで展開しており、今後、同ブランドにおいてマーチャンダイジングに関する事業も行うという。
同ライセンスのもと、楽天は、日本の「FCバルセロナ」ファンがクラブの存在をより身近に感じられるよう、様々な関連グッズを国内で展開するとしている。
具体的には、ファッション、雑貨、玩具、ステーショナリー、食品、健康・美容アイテムなどのクラブ関連グッズを、インターネット・ショッピングモール「楽天市場」をはじめとする楽天のECプラットフォームを活用し、子どもから大人まで幅広いファンに提供する。
また、日用品だけでなく、アーティストとのコラボレーションや、日本のポップカルチャーの要素を取り入れたグッズの開発など、様々な商品化施策を段階的に実施していく予定で、他企業との協業やサブライセンス契約を通じて、新商品の開発や商品の流通促進を目指すとのことだ。
楽天は、2017年より「FCバルセロナ」の「メイン グローバルパートナー」および「オフィシャル イノベーション&エンターテインメントパートナー」となっている。
。2019年7月には「FCバルセロナ」と、イングランドのサッカーリーグ「プレミアリーグ」に所属する「チェルシーFC」を日本に招致し、「Rakuten CUP Supported by スカルプD」を開催。
今回のライセンス取得を通じた戦略的パートナーシップにより、楽天は「FCバルセロナ」とともに日本のスポーツビジネスのさらなる発展を目指すとしている。