ファーストリテイリング、インドに約3億3,000万円を寄付 マスク60万枚超も寄贈

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ファーストリテイリングは、新型コロナウイルス感染症が急拡大しているインドに、総額2億2,000万ルピー(約3億3,000万円)相当を緊急支援すると発表した。

インドで活動する2つの非営利団体、ギブインディア(GiveIndia)とアクシャヤ・パトラ財団(Akshaya Patra Foundation)に総額1億ルピー(1億5,000万円)を寄付。

また、ユニクロの「エアリズムマスク」60万枚超(1億2,000万ルピー、1億8,000万円相当)を現地に寄贈し、最前線で感染症対応に従事する人々に配布するとのことだ。

寄付金について、ギブインディアは、酸素濃縮器といった医療機器の病院などへの迅速な提供や、感染が急拡大しているインド国内の州の医療インフラの強化、感染症で亡くなった人の遺族への弔慰金に充当。

アクシャヤ・パトラ財団は、感染症による生活への影響が大きい低所得者に食事や非常食を提供するために活用するとしている。

 ユニクロは2019年10月、首都ニューデリーにインド1号店をオープンし、現在、同国で計6店舗を展開している。

ファーストリテイリング代表取締役会長兼社長の柳井 正氏は「新型コロナウイルス感染症の影響を受けられた方々にお見舞いを申し上げるとともに、日々奮闘されている医療従事者の方々に心から敬意を表します。現在、インドで起きているのは、世界が一致団結して立ち向かうべき緊急事態です。当社は危機的な状況にあるインドの人々の支援に真摯に取り組んでいきます。当社の活動が、現地の方々の切実なニーズの役に立ち、復興につながることを願っています。」とコメントしている。

また、ユニクロ インドCEO 清 智彦氏は「約1年半前、インドのコミュニティは当社を温かく迎え入れてくれました。この数週間、コミュニティがお互いを助け合うため、一丸となっている様子を目の当たりにしています。当社の取り組みが、今回の厳しい状況を乗り越えるための一助になればと思います。」と述べている。

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