早稲田大学とサントリー、「ボトルtoボトル」の循環型社会へ向け協定締結

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早稲田大学(以下、早大)とサントリー食品インターナショナル(以下、サントリー)は、循環型社会形成を通した持続可能な社会の実現に貢献するために、「資源循環型社会の実現に関する協定書」を締結した。

早大は、20年以上前から「エコ・キャンパス推進本部」を設置し、さまざまな環境問題に取り組んできたという。

その一環として一昨年から使用済みペットボトルを何度もペットボトルに循環させる「ボトルtoボトル」水平リサイクルの実現に向けた施策を開始し、昨年秋より、学内で排出されるペットボトルの分別を実施。

サントリーはペットボトルの「ボトルtoボトル」水平リサイクルを、業界に先駆けて取り組んでおり、その活動を加速するために、「またあえるボトル」プロジェクトとして、様々なステークホルダーと連携しながら「ボトルtoボトル」水平リサイクルの有用性を利用客に「つたえる」活動を強化しているとのことだ。

今回、早大、サントリー双方の「ボトルtoボトル」水平リサイクル推進施策をきっかけとして、資源循環型社会の実現を目指す姿勢が一致し協定締結に至ったたとしている。

資源循環型社会の実現に関する主な協定内容は以下の通り。

・資源循環型社会の形成を目的とした共同研究の推進
「ボトルtoボトル」リサイクル工程での品質向上、および、より効率的なリサイクルの実現に向けた共同研究を推進

・早大および附属校の学生・生徒を対象とした資源循環型社会の形成に関する啓発活動
ペットボトル水平リサイクル推進のための講演会やワークショップ型のイベントを実施

・早大校地内から排出されるペットボトルのリサイクル活動
校地内に分別リサイクルボックスを設置し、排出されたペットボトルを回収、キャップ・ラベルの除去、ボトルの洗浄を行い、確実な「ボトルtoボトル」水平リサイクルを実施

早大とサントリーは、今回の取り組みにより、「ボトルtoボトル」の水平リサイクルをさらに強力に推進し、循環型社会の実現にむけ、豊かな地球環境を次世代に引き継ぐ活動を行っていく方針を示している。

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