オンワード樫山は、「新しい働き方をする人たちと創る、新しい答え=NEW ANSWERになる服を創る」をコンセプトに掲げるD2Cブランド『#Newans(ハッシュニュアンス)』において、消費者のリアルな声を拾い上げ、商品企画を行うC2C(Consumer to Consumer)モデルの“共につくる”プロジェクトをスタートしたと発表した。
消費者参加型の“新しいモノづくり”のファーストステップとして、消費者の“今”のニーズを探るためのリサーチを実施するとともに、『#Newans』世代のリモート座談会を開催したという。
■背景
消費者の働き方、価値観などが大きく変化し多様化している今、女性のファッションスタイルやアイテムに対するニーズも大きく変わろうとしているという。
『#Newans』では、マーケティングリサーチ会社であるインテージと共にアンケートを実施し、コロナ禍の消費者ニーズや洋服に対する価値観の変化を調査。
アンケートの結果、58%の消費者が「コロナによって価値観が変化した」と答えたほか、洋服のデザインに「ベーシックであること」を求める回答がコロナ前には61%であったのに対し、コロナ後には16%増加し77%になったとのことだ。
調査概要
調査名:コロナ禍における市場の変化に対する調査
調査方法:インターネットリサーチ
調査期間:2021年2月15~2月17日
調査主体:#Newans(オンワード樫山)
調査機関:インテージ
調査対象:20~69歳の男女
サンプルサイズ:1,055名
『#Newans』世代の絞込み条件
絞込み対象:30~49歳、女性
購買頻度:「買わない」を含まない
金額:ファッション用品月支出額9,000円以上
同プロジェクトは「究極のC2Cビジネスモデル」を構築することを目的としており、消費者の“今”のニーズを徹底的に調査し、消費者の声を形にする商品企画を目指すという。
また、現代女性として新しい働き方を体現している笹川 友里さんをナビゲーターに迎え、新しい働き方をする人たちとの“モノづくり”をさらに強化していくとしている。
■「C2Cプロジェクト」スタート
●あなたと「共につくる」〜『#Newans』世代女性のリモート座談会開催〜
企画構成の段階から、消費者が参加する新しい“モノづくり”という独自工程をベースとした新しいビジネスモデルを構築し、継続的に消費者と対話しながらのモノづくりを追求すべく始まったこのプロジェクト。
3月に第一回リモート座談会を開催。座談会には、多様なライフスタイルを送る『#Newans』世代の女性20名が参加。コロナ前とコロナ禍での価値観/ファッション/ライフスタイルの変化をディスカッションしたという。
●オンワードクローゼット内公式サイトにて、プロジェクトの進捗を企画開始から展示会でのサンプル披露目までの工程を、ドキュメント形式で公開していくという。