ソフトバンクのグループ会社であるヘルスケアテクノロジーズは、ヘルスケアアプリ「HELPO(ヘルポ)」で提供する一般用医薬品のECサイト「ヘルスモール」で取り扱う商品の配送エリアを、全国に拡大すると発表した。
これまで「ヘルスモール」では、東京23区に住む利用者向けに、注文された商品を当日中に最短3時間で配送するサービス(以下、短時間配送)を行っていたが、今回新たに全国を対象として、最短で注文の翌日に商品を配送するサービス(以下、通常配送)を開始するという。
今後、短時間配送の対象エリアを、首都圏全体や名古屋市、大阪市などへ順次拡大していく予定であるとのことだ。
<「ヘルスモール」の配送対象エリア・配送タイミングについて>
【短時間配送】
配送対象エリア:東京23区
配送タイミング:午後5時までの注文は当日中に最短3時間で配送(土日祝日を含む)
【通常配送】
配送対象エリア:全国(一部の離島を除く)
配送タイミング:最短で注文翌日に配送(商品によっては、土日祝日の配送対応は行っていない)
「ヘルスモール」での商品販売と配送については、ドラッグストアなどのパートナー企業と提携しており、利用者が「HELPO」アプリから商品を注文すると、パートナー企業のスタッフが店舗などで商品をピックアップし、配送業者がそれを受け取り、利用者へ届ける。
ヘルスケアテクノロジーズは、このオペレーションを円滑化し、よりスピーディーな配送を実現するために、短時間配送に対応するパートナー企業の店舗スタッフ向けアプリ「HELPICK(ヘルピック)」を提供。
「HELPICK」では、注文情報の確認から、商品ピックアップ時のバーコードの読み取り、配送用のラベル発行、配送業者との情報連携など、一連の配送オペレーションをアプリで簡単に行うことができるとのことだ。
<「HELPICK」利用イメージ>
また今回、「ヘルスモール」に出店するパートナー企業の増加により、デンタルケアやサプリメントなどの商品ラインアップを拡充。
ヘルスケアテクノロジーズは、今後もパートナー企業と協力し、商品ラインアップのさらなる拡充とスピーディーな配送に取り組み、利便性の高いサービスの実現を目指すとしている。
また、ソフトバンクの法人営業基盤を活用することで、より多くの企業や自治体、健康保険組合などへの展開を進め、人々の健康増進や医療資源の最適化、国民皆保険の維持に向けてさらなる貢献をしていくとのことだ。