良品計画、熊本市と連携協定締結 水を通じた持続可能な社会の実現へ

無印良品を展開する良品計画は、熊本県熊本市と、「水を通じた持続可能な社会の実現のための連携協定」を締結したと発表した。

水を通じた持続可能な社会の実現を目指して

同社は、「感じ良いくらしと社会」の実現を目指し、地球資源の循環化および廃棄物削減のための様々な取り組みを進めている。

プラスチックごみ削減の一環として、無印良品の店内に給水機を設置し、無料で行っている給水サービスと、「給水」を日常生活に楽しく取り入れる「水」アプリを2020年7月にスタート。

「水」という、私たちが生きていく上で欠かせない身近なものをきっかけに、利用客といっしょに環境や健康について考える機会を増やしていきたいと考えているという。

また加えて、生活拠点にもっと給水スポットを増やしてほしいという声に応え、無印良品店舗以外にも、他企業や各自治体拠点への給水機導入をはじめとする「水」を起点とした取り組みをスタート。

熊本市は、上水道のすべてを天然地下水でまかなう世界に誇る地下水都市。

自然を活かした広域的な地下水の保全取り組みは国内外で高い評価を受けており、2022年4月に第4回アジア・太平洋水サミットの開催も予定している。

同市の地下水保全の取り組みに良品計画が共感し、熊本市と良品計画は同協定を締結。水を通じた持続可能な社会の実現を目指し、相互に協力していくとのことだ。

【協定における連携内容】

同協定では、上記の目的を達成するために以下の分野を中心に連携し、協力するとしている。

【具体的な取り組み】

  1. 熊本市内の7施設に8台の給水機を2021年内に設置する
  2. マイボトルの習慣化を促進する出前教室のサポート
  3. 無印良品の店舗を起点とした市内の水源をめぐるウォーキングイベントの開催やワークショップの実施

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