スマニュー、新型コロナワクチンの接種券発送・予約受け付け開始・中断時再開時期を提供開始

スマートニュースは5月19日、ニュースアプリSmartNewsの『新型コロナワクチンチャンネル』で提供する「ワクチンアラーム」の機能を拡充し、利用者ごとに接種券の発送時期と、予約受け付けの開始時期および中断時の再開時期を知らせる新機能の提供を開始すると発表した。

(左)ワクチン接種時期/接種券発送時期/予約受け付け開始日時 アラーム画面
(中央)接種予約の開始間近の通知
(右)自治体予約サイトや予約コールセンター、予約可能な接種施設 アラーム画面

新型コロナワクチンは、4月12日に65歳以上への接種が開始されたが、政令指定都市を含む一部地域では、接種券発送の延期や、予約殺到による一時的な予約受け付けの停止などの事態が起きているという。

予約の中断時には、再開時期が分からないために、接種希望者が自治体のウェブサイトを頻繁に確認しなければならない不便が生じており、全国の自治体コールセンターでは、ワクチン接種の予約に関する問い合わせが集中しているところもあり、社会的な課題となっているとのことだ。

同社では、高齢者の接種開始に合わせて『新型コロナワクチンチャンネル』を開設。利用者の接種時期に通知を届ける「ワクチンアラーム」、利用者が住む地域の接種施設と予約可否を地図で表示する「ワクチンマップ」などの機能を提供している。

ワクチンアラームとワクチンマップは、提供開始から1か月で200万人に使われ、多くの人のワクチン接種に関する適切な情報取得をサポートしているとのことだ。

同社では、ワクチンチャンネルを通じて、ワクチン接種における社会課題の解決をより一層後押しするため、今回ワクチンアラームの新機能を提供。

利用者ごとに接種券の発送時期や、接種予約の開始時期および中断時の再開時期を分かりやすく知らせることで、自治体への問い合わせを少しでも減らしたいと考えているとのことだ。

今回、新たに提供する機能の詳細は以下。

●接種券の発送時期をお知らせ&変更時に通知

居住地や生年月日などの項目に答えると、全国1,741の市区町村が発表した情報を基に、ワクチン接種券の発送時期を表示。

また、自治体側で発送スケジュールが変更となった際には通知を届け、利用者は、接種券の発送時期が事前に分かるため、安心して待つことができるようになる。

●予約受け付けの開始時期および中断時の再開時期&開始時に通知

居住地や生年月日などの項目に答えると、全国1,741の市区町村が発表した情報に基づき、市区町村が一元管理する予約システムを対象に、ワクチン接種の予約受け付けの開始日時および中断時の予約再開日時を表示。

予約開始が近づく時期と予約開始の当日には通知を届け、予約開始後、アプリの利用時点で予約可能な集団接種会場や医療機関等がある場合、予約サイトのURLや予約コールセンターの電話番号を、アプリ上で分かりやすく案内。

利用者は、予約開始時期の判明後に失念することなく、予約が中断後に再開される場合でも自治体ウェブサイトを確認する必要なく、接種予約に臨むことができるとしている。

また、ワクチンアラームの新機能の他にも、新型コロナワクチンチャンネルで公開している「国内のワクチン接種状況」に新たなチャートを追加。

厚生労働省が発表するデータを基にした、全国のワクチン接種回数(新規・累計)の日別の推移に加え、都道府県別のワクチン接種回数を分かりやすいビジュアルで掲載するとしている。

月間アクティブユーザーが日米合算2000万人(2019年8月末時点)を超えて成長しているSmartNewsでは、今後も公共性を担う使命を自覚し、日々の生活に寄り添う公益性の高い良質な情報を、より多くの人へ分かりやすく届けていくとのことだ。

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