ぐるなびは、「飲食店経営サポート企業」への進化の一環として、不動産事業者と連携し、テイクアウト・デリバリーなど飲食店の収益源の多角化支援を目的に、ゴーストキッチンの実証実験を2021年5月19日より開始すると発表した。

同実証実験では、不動産事業者と連携し、面積や契約期間等において一般店舗の誘致が困難な物件を活用。

ぐるなびが、提供メニューの選定や開発をはじめ、人材・食材・調理器具等の調達といった開店準備や運営実務まで、一貫してゴーストキッチンの運営を実施する。

売上額や販売個数、経費等をデータ分析し、同実証実験で得た知見をテイクアウトやデリバリーの導入を検討している飲食店へのコンサルティングに活用していくとのことだ。

まずは、東京都千代田区にて2021年12月末(予定)まで実証実験として2ブランドを運営。

今後は、ぐるなびが持つ飲食店ネットワークを活用した独自のメニュー開発やテストマーケティングキッチンとしての活用をはじめ、飲食店にも展開できる効率的な運用方法の確立およびマニュアル化、ぐるなびが提供するテイクアウト・デリバリーに関するサービスとの連携など内容を拡充し、同実証実験の結果をもとに全国での展開を検討していく方針を示している。