JR東日本とJR西日本はシェアオフィス事業においてホテルを活用した提携を開始すると発表した。

2021年5月20日より順次、STATION WORKはジェイアール西日本ホテル開発が展開するホテルグランヴィア・ホテルヴィスキオおよびジェイアール西日本デイリーサービスネットが展開するヴィアインの計11館との提携を開始。

リーズナブルな価格で関西・中国エリアをはじめとしたJR西日本グループのホテルのネットワークが利用可能となるとのことだ。

これにより、STATION WORKは日本全国約190か所のネットワークへと拡大。

JR東日本は、利用者の「新しい働き方」へのニーズに対応するため、2023年度までにシェアオフィス事業STATION WORKの1,000か所展開を目指しているという。

JR西日本グループでは、様々なワークプレイスを展開し、鉄道と組み合わせ、「好きな時間に、好きな場所で働ける」ワークプレイスネットワークの構築を検討していくとしている。

移動と働く場を一体としたサービスの提供を通じて、利用客に「鉄道のある暮らし」を提案していくとのことだ。

【概要】

JR西日本グループのワークプレイス事業およびホテルについて

JR西日本グループでは、今回のSTATION WORKとJR西日本グループのホテルとの提携のほか、2021年度には大阪、新大阪、三ノ宮などでワークプレイスを約40か所試行し、利用状況等を踏まえ、ネットワーク展開を検討していくという。

【JR西日本ホテルズ(ホテルグランヴィア、ホテルヴィスキオ):ジェイアール西日本ホテル開発】

JR西日本ホテルズは、京都、岡山、広島などの新幹線主要駅をはじめ、抜群のアクセスと快適さ、洗練された空間、上質な寛ぎを提供するホテルグループ。

誠実に積み重ねてきた信頼を発展させ、これからも、地域と共に、利用客一人ひとりの豊かな人生を広げ、旅の魅力や人々の繋がりを創り続けるとのことだ。

また、JR西日本ホテルズでは、利用客と従業員の安全を第一に鑑み、新たな衛生基準「Clean & Safety」を策定し、妥協のない清潔さと、衛生的な環境づくりに努めているという。

【ヴィアイン:ジェイアール西日本デイリーサービスネット】

すべてのホテルが最寄り駅から徒歩5分圏内という便利な立地と、「お帰りなさいのおもてなし」「爽やかな一日のはじまり」「徹底的に便利」をコンセプトに、ブランドシンボル「MY HOME HOTEL.~目指したのは自宅のくつろぎ~」を、国内外を問わず、利用するすべての利用客により感じられるホテルづくりを進めているとのことだ。

ヴィアインホテルチェーンでは、引き続き、利用客および従業員の安全、安心を最優先に、「新型コロナウイルス対応ガイドライン」に沿って、感染防止対策を徹底しながら営業していくとしている。