ファミリーマートは、近年増加傾向にある外国籍ストアスタッフについて、労務管理を正確かつ効率的に対応するため、タブソリューションの労務管理アプリ「ロムテン」を2021年5月17日から、順次導すると発表した。
今回導入する労務管理アプリ「ロムテン」は、外国籍従業員を雇用する雇用主向けに開発されたサービス。
スマートフォンに「ロムテン」をダウンロードし、在留カードにかざすことで埋め込まれているICチップの情報から、氏名、国籍、生年月日、住所等の情報とともに、雇用する前に確認が必要な情報をアプリに表示し、在留カードとICチップ内の情報を照合することで偽造かどうかの判定、コンビニエンスストアにおける就労可能時間の判定が可能であるとのことだ。
■情報の照合 ※イメージ
■利用画面 ※イメージ
ファミリーマートでは、労務管理アプリ「ロムテン」を導入し、加盟店における外国籍ストアスタッフ雇用時の手続きならびに労務管理の負担の軽減につなげていくとしている。
「ロムテン」を導入することで通常約10分かかっていた作業が約5分に削減されるとのことだ。
また、外国籍ストアスタッフ雇用後は、多言語対応したマニュアルや動画などの育成ツールのほか、外国籍のファミリーマート社員が講師となり、オンラインを活用した教育を行う取り組みも広げているという。
外国籍ストアスタッフ採用時ならびに採用後の労務管理および教育制度の充実をはかり、加盟店の外国籍ストアスタッフの雇用の促進につなげていくとしている。
ファミリーマートは、「あなたと、コンビに、ファミリーマート」のもと、地域に寄り添い、ユーザー一人ひとりと家族のようにつながりながら、便利の先にある、なくてはならない場所を目指していくとのことだ。