noteは、全国の学校を対象に、インターネットで創作を楽しむ工夫を伝える「表現力講座」の出前授業を無料提供すると発表した。

noteの利用有無やnoteの利用意向に関係なく、申し込みできるプログラムであるという。

noteは、「だれもが創作をはじめ、続けられるようにする」をミッションに掲げ、より幅広い層に創作の魅力を届けるべくさまざまな活動をしている。

また、予測不能な未来を切り拓く創造力が必要なこれからの時代に、自らつくりだすことを楽しむ経験や創作のちからを育むことは、学校教育においても大きなテーマとなっているとのことだ。

平成29・30年改訂 学習指導要領では、育成すべき資質・能力の三つの柱に「思考力・判断力・表現力等」が含まれており、取得した知識・技能を活用し表現する力の育成も重要視されている。

一方で、アドビシステムズが2017年に実施した日本のZ 世代(12〜18歳)に関する意識調査では、「自分のことを創造的である、と思う生徒の割合」が、諸外国が平均44%であるのに対し、日本人は8%と圧倒的に低い結果となったとのことだ。

また、この約1年は、コロナ禍により課外授業が減少し、オンライン教育においても先生方の工夫が求められる状況である。

これらの課題に対し、noteが得意とする「創作」「表現力」を切り口として、note社員が学校向けにカスタマイズした出前授業を提供することとなったとしている。

note「表現力講座」 出前授業の概要

対象 
全国の小学校・中学校・高等学校・特別支援学校

内容
基本プログラムをもとに、目的に応じて、カスタマイズ。

<基本プログラム>
・創作の楽しみかた
・ 人に伝わる文章を書くときの、テーマの掘り下げかた
・構成の工夫
・見出し、タイトルの工夫
・安心して発信するために(著作権・モラル・ネットリテラシーなど)

授業の目的・活用シーン 
探究・PBL・キャリア学習・SDGs・教科学習・課外活動などジャンルは問わない。

開催料金
授業の開催は無料。基本はオンラインでの開催を想定しているが、遠方での現地開催を希望の場合は、同社スタッフの旅費交通費の実費のみ請求。

なお、その他、詳細や出前授業の問い合わせは同企画詳細ページにて記載しているとのことだ。